建築家に家のイメージを伝える方法@筒井紀博
家づくりを始める時、どのように建築家に家のイメージを伝えるか、皆さん悩まれますよね。
インスタや雑誌などでイメージに近い写真を集めてお見せいただく方、面積を具体的にお知らせいただく方、様々です。
ただ、建築家に家づくりを依頼されるのであれば、その建築家の持っている能力を最大限に引き出す方が面白みが生まれます。
そのためには、あまり具体的な写真や面積などを伝えるのではなく、抽象的な言葉や絵で伝える方が我々の想像力を掻き立てることにもなります。
そこで今まで私にご依頼いただいたお客様で、面白いな、と思ったコメントをご紹介します。
いずれも「どんな住まいのイメージをお持ちですか?」という質問に対する答えです。
「病弱そうに見える細身の女性だけれど、芯はしっかりしてる感じ」
「モノトーンは好きだけど、ホストっぽくない感じ」
「”ほっこり”するおうち」
「大きな犬小屋」
「古民家風現代住宅」
「SFっぽい感じ」
「鉄壁の要塞」
「おもちゃ箱みたいな」
「雪のカマクラみたいな感じ」
「エッシャーの絵のような感じ」
などなど、表現の仕方は人それぞれです。
この抽象的な表現の中に空間の本質を見出し、建築にしてゆく。。。
その建築家とのやりとりが、また面白く印象的だったりもしますので、ぜひ皆さん、建築家の想像力を掻き立てるようなイメージの伝え方を研究してみてくださいね。
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