家具とすまい その2 @小林真人

今日は先日に引き続き「家具とすまい」の関係性が分かる事例をもう一つ紹介したいと思います。

06 キッチン10 テーブル全体

H邸

リビング・ダイニングまでつづくキッチンカウンターには、クライアントによって選び抜かれたものが置かれ、生活感のある部分はLDKからは見えない場所に設えています。

右の写真はダイニングテーブルです。大きな楕円形のガラス天板は元々所有されていた物でしたが、脚のデザインが気に入っていなかったようなのでこの家に合わせてオリジナルのデザインをして製作しました。

この家では、限られた空間の中に広さと快適性を生む為にどのような家具が必要になるのかを空間と一体的に考えています。

次回は、先日行われた「目黒インテリアコレクション2013」に出展した際の内容をもとに、家具とすまいの関係性をお話ししようと思います。

小林真人
株)小林真人建築アトリエ

著者情報

小林 眞人小林 眞人

小林 眞人 こばやし まひと

株式会社 小林真人建築アトリエ

『バランス感』と『素材感』を大切にした建築を心がけています。 全体とディテール、都市との関係、実用と芸術・・・ シチュエーションに応じて取るべきバランス点を見極めたいという思いです。

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オープンハウス(完成見学会)回遊動線のあるつくばの家 3/20(祝) @石井正博+近藤民子

この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『回遊動線のあるつくばの家』(木造2階建)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 つくば市の新旧入り交じる住宅街に建つ、3人家族のための住宅です。 リモートワークが広まり家で過ごす時間が長くなる中、ご夫婦それぞれの仕事場でもある住まいには、より快適に暮らしていけるよう、ゴロンとできる和室、本棚のあるヌック、子供と遊べる南の庭などの場所をちりばめています。 オープンハウス(完成見学会)...