注文住宅リビング隣り和室でない寝転べる畳で床下収納の賢い間取り

今週のバトログを担当します、菰田建築設計事務所の菰田真志(こもだまさし)です。

今回は 畳 について書こうと思っています。

日本人に馴染み深い畳。
皆さんの生活の中で畳にどのくらい接していますか?
設計をしていると最近は 和室 の希望は少ないなと感じています。
床座 の生活よりも 椅子 の生活が普通になって、
正座をすることも少なくなくなったなぁと自分自身も思います。

ただ、伝統的な 和室 というものが少なくなったとは言え、
畳の人気はまだまだ健在です。
我々の設計した住宅の中でも個室としての和室は少なくても、
畳を全く使わない家と言うのは、実は非常に少ないのです。

今回は たたみ の使い方を例に出して話をしてゆきたいと思います。

■ 事例1 ■ 囲った小さな タタミスペース ■

カドノイエの設計当時、小さなお子さんがいらっしゃった建主さんの希望は、
「ちょっと子供を寝かせる場所があったらいいな」
というものでした。

そこで作ったのがこんな タタミスペース です。

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撮影:新 良太

どこだかわかりますか?
そう、真四角に開いた壁の中です。
リビングは吹抜になっていて、そこにソファが置かれますが、
そこに面して床の上がった3畳弱のタタミスペースをつくりました。

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撮影:新 良太
**開口奥側のかべの穴は壁掛けテレビの配線穴です。
**ここは壁にがっちり下地を入れてあるので大きなテレビも壁掛できます。
**床際の扉の中はタタミ部分の床下スペースを使って、
**ビデオなど家電関係が入る用になっていて、
**壁掛けでスッキリした壁際にデッキなどが出ないようになっています。

部屋としては区切っていませんが、
ちょっと隠れ家的な雰囲気になっています。
フローリングの床からちょうど座れる位の高さまで床をあげて、
子供を寝かしたり、大人が昼寝したり、本を読んだり、お酒飲んだり・・・。
来客の時にソファーが満杯になっても、
ソファや椅子の代わりに2人位座れます。

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撮影:新 良太

中から見るとこんな感じです。
少し落ち着いた雰囲気でゆっくりするにはいい場所になっています。

自分なら ここでお酒飲んでゴロッとするのが最高! と思いながら、
当時図面を書いていましたが、
実際は引き渡した後伺うと、娘さんの人形部屋になっていました。

フローリングの床ではちょっと寝っ転がるとか、
抱いていて寝てしまった子供をねかすというのもやりにくいですが、
こんな場所があるとちょっと便利です。

ちなみにタタミを上げると床下収納になっています。

菰田真志+菰田晶
有)菰田建築設計事務所

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