ばとろぐ

建築家

建築家ブログ

「オーダーキッチンとシステムキッチン、メリットとデメリット」@南部健太郎

年々、わたしどものお客様では、オーダーキッチンを望まれるお客様がとても多くなってきております。

今日は、そんなオーダーキッチンと、システムキッチン、どちらがお得なのか?良いところと悪いところは?ということについて、少々書いてみようと思います。

新築の戸建てにしても、マンションのリフォーム、実家のリフォームと工事自体は様々ですが、

過去のホームページの事例や雑誌を見て来ていただくお客様から

一般的に日本のキッチンの大半をしめるシステムキッチンから、せっかくなら!自分だけのオリジナルのキッチンをというお客様からのご要望が多く、お答えしております。

先ずは、こちらのキッチンをご覧ください。

左側にオープンなキッチン、右側がダイニングエリアです。背面壁際に収納や冷蔵庫とカウンターと、アイランド型のキッチンの組み合わせという、最近とても多くなっているスタンダードなキッチンです。

ホテルのエントランスやショップにあるような、モダンな石のカウンターにしたい!というのがご希望でした。

なんと、見えているキッチンの衝立パネル部分は、大判の天然大理石で厚さ=35mmほどあります。一枚の石から切り出してもらっているので石の模様があっておりますが、全部で300kg近くの重量があります!

とても豪華で、それでいてミニマムに仕上がっており、お台所という生活感を感じさせないキッチンに見えるので、とてもお金が掛かっているように見えますね、

ところが・・・・・

お客様が色々探してみると・・・・・システムキッチンではこんな仕様は売ってません、キッチンメーカーにこのような仕様で依頼すればとても高額な見積もりになってしまいました。

 

そこをどう実現するかを考えるのが私たち建築家の腕の見せ所です!

このキッチン、実際の機能的な部分はお客様がみつけられた某キッチンメーカーさんにご協力いただきシンプルでリーズナブルなキッチンを入れております。そのほうが、予算と機能のバランスがお客様のニーズにあってんですね。

そこへ、顔となる衝立部分には、現場の協力の下、石材業者に直接お願いして、図面にもとづいて石の板を送ってもらい現場で組み立てました。

そこへ至まで、お客様と一緒に様々検討して、一緒に廻って見ました。

先ずは、最近ヨーロッパから多数のメーカーから販売されている石模様の大きなタイルもいくつも見に行きました。 これは、表面はとてもリアルにできているのですが、端の処理に問題がありました。

次に、ショップなどで使われる特殊技術の天然石を薄くスライスする技術も検討見積もりしたのですが、とても高価になってしますと。

そして、最終的にいきついたのが「本物の石板」を立ててしまう!ことでした。

結果的にとても喜んでもらい、本物の質感と耐久性を兼ねたパネルが出来上がりました。

金額も、キッチンメーカーにフルでお願いする半額ぐらいで実現できました。

 

このように、フルオーダーではなくシステムやキッチンメーカー部分とオリジナル家具や現場での材料とうまく組み合わせて作ることもできるのです。

キッチンでお金が掛かるのは、天板や面材ということよりも、差が出てくるのは実は収納部分の作り方が大きいのです。作るとどうしても増額引出しや複雑な収納部分は既製品を上手く使い、見せ場の部分をオリジナルにする。

システムの良いところは、このように大量生産により複雑な部分の価格が抑えられていることや、メンテナンスや機能面の部分の試行錯誤がとても時間をかけて行われているということです。

こちらは、まさにそんなキッチンです。

予算的にはリフォーム全体で600万だったので、低予算でリビングと一体感のあるアイランドキッチンにしたいというご要望でした。

システムキッチンのシンプルなステンレス天板のキッチンを木製パネルで覆み、キッチンカウンターには大理石で、ダイニングから見たときに、キッチンだけうかないように・・、リビングの一部分のように見えるようにデザインしました。

ここの部屋では、冷蔵庫も業務用の高性能な冷蔵庫を使い、背面に絵も飾っているので、よりリビングダイニングとキッチンの一体感が得られております。

 

最後にこちらのお部屋は、

リフォーム済み物件だったためにキッチンはキレイな新品!もったいないので、使いたいけど・・・雰囲気が気に入らないのですが、なにかアイデアありませんか?とのご要望でした。

そこでキッチンは既存を使い、家具で囲いました。

それと、背面にオリジナルのキャビネットを使うことで、よりオリジナルの雰囲気が出てきております。

このように、オリジナル部分と、システムキッチンを上手く使い分けて賢いキッチン作りを楽しむのも1つのの方法です。

・システムキッチン

メリット:

引出しなど複雑な収納の充実

低価格から選べる

お手入れの気軽さ

デメリット:

素材やデザインがどれも似たり寄ったり

安っぽい感じがする

形や大きさに制限がある

 

毎日使う部分なので、もちろんストレスのない使い勝手やメンテナンス性は重要ですが、見た目の好みも重要です。

もちろん、100%オリジナルで!というお客様のキッチンもとても魅力的です。それは、使い勝手から素材やデザイン、大きさなど全てにおいて、ご家族のご要望を反映した家の中心となります。

次回は、そんなキッチンたちもご覧いただければと思います。

AR.K一級建築士事務所 南部健太郎

 

AR.Kキッチン

大田区の二世帯 戸建てリノベのキッチン

コーリアンのオリジナルキッチン

清澄白河マンション リノベ 大きなアイランドキッチン


古材再利用@阿川宮鳥

建て替えの計画において、古い家で使っていた物を再利用したい、そんな相談を受けることは少なくありません。

愛着があるから、好きだから、思い出が詰まっているから、工事費を安く納めたいから等、理由は様々です。

今回のバトログでは、先日完成した堀之内の家を通して、古材再利用についてお話ししたいと思います。

お施主さまのご要望は、柱や梁などの構造材をはじめ、畳、床材、外部の建具など多岐にわたりました。それらの寸法や状態を確認し、意匠と構造そして施工サイドから再利用の検討を行いました。

この計画を通して実感したことは、工事費を安く納めたいからという理由だけであれば、古材再利用は不向きだということでした。

古材を取り外したあとの運搬、保管、再加工にかかる費用はもちろんのこと、予想のつかない事が多い為、スケジュール管理が難しいといった現実がありました。

そのような理由から堀之内の家では内部の建具のみを再利用しました。

この木製建具「千本格子」は家族みんなが大切にしてきた旧家屋の誇りのような存在でした。

新住居でも程よい存在感を放っている様に思います。

Photo / 繁田 諭


建築家との家づくりでは「イメージの共有化」が成功の鍵 @余田正徳


建築家との家づくりで建て主が最も悩むことの一つに
いわゆる「モデルハウス」が無いことが挙げられます。
完成するまで、自分の想いがどのように形になっているか分からないからだと思います。

家づくりは本来、建て主の要望(イメージ)があり、土地やその周辺の環境、
コストなど様々な条件を基に、ゼロから我々建築家とともにつくりあげていくので、
同じものは他にはありません。
一つでも条件が異なると、全く違う家となります。
ですので仮に建築家の「モデルルーム」があったとしても、
それと全く同じものをつくることはないと言っても過言ではありません。

建て主の想いを形にするのが我々建築家の仕事ですが、
そのためには何よりも対話が不可欠です。
多くの要望(イメージ)を聞き、条件を整理して、それを形にしていく際に、
「建て主・建築家双方のイメージが同じ方向を向いているかどうか?」
「それぞれのイメージにズレが無いか?」を確認するために、
建築家は色々な方法で、伝えていきます。

例えば、下の写真のように模型を使う場合や、スケッチ・CGなどの絵を使う場合、
実際に採用することを検討している建材のサンプルを使ったり、
イメージ写真を使ったりもします。

※この模型写真は冒頭の完成写真の家の打合せの際に使用したものです。

この作業は「イメージの共有化」を目的としていて、とても大切な時間です。
お互いのイメージが共有できれば、打合せもスムーズに進み、
完成後も「イメージ通り」や「イメージ以上」と言った声を伺うことが出来ます。
ただこの時間が中途半端な場合は、完成後に「イメージと違う」ということに
なりかねませんので充分時間をかけたほうが良いと思います。
イメージの伝え方や確認の仕方は、建築家のみならず、
建て主自身も自分の特性を把握し方法を検討する必要があります。

冒頭でも述べた通り、家づくりには対話が必要です。
建て主と建築家は、家づくりのパートナー、チームとして、お互いを尊重しあい、
信頼関係を築くことが最も大切です。
また形だけではなく、住まい方を提案するのも建築家ですので、
住まいに関わることは何でも話して頂いた方が、
密度の高い家づくりになることは間違いがありません。

いい家づくりのためにも、また後悔しないためにも、家づくりは建築家と進めましょう!

YODAアーキテクツ 余田正徳

建築家31会 からの お知らせ

来たる10月13・14・15日の3日間、新宿パークタワーにて、建築家が実際に設計した住宅などの写真・模型を持ち寄って、家づくり相談会を開催します。

会場には100個の実例を展示して、建築家本人が居り、家を建てたいお客様の悩みや相談に応えます。

・家づくりをお考えの方
・敷地や予算に厳しい条件がある方
・建築家の話しを一度聞いてみたい方
・今相談している先に疑問がある方
・店舗や医院、賃貸建物を検討している方
・リフォームか建替えか迷われている方

客観的な視点からお客様の選択肢を提案して、より真っ当な内容と費用で実現していますので、この機会にどうぞご来場ください。

建築家31会 家づくりトークショー・展示・相談会 vol.26
日時:2017年10月13日(金)~15日(日) 10:00〜18:00
会場:新宿パークタワー1F・ギャラリー3

建築家の実例説明トークショー
・二世帯住宅集まって住む家の設計事例 建築家説明トークショー
・都市東京に賢く家を建てて住む 建築家説明トークショー
・失敗しない住宅リフォームリノベーション 建築家説明トークショー

 

建築家31会では、お客様の家づくりのお手伝いをさせていただいています。

設計事務所というと、

・どこにいるかわからない
・誰を選んで良いかわからない
・とんでもないことをされてしまうのではと心配

そこで、私達の特徴として、31人(組) 経験実績、得意分野、地域が異なる建築家が集まっているので、

・お客様が建築家を選べられる
・お客様に相応しい建築家を推薦出来る

と、安心して建築家を選んで頂けるようになっています。

どうぞ下の相談フォームへのボタンから、お客様のご相談を建築家31会にお送り下さい。お客様の予算やスピードに合わせて建築家を選んでいただき、希望の家づくりをお手伝いさせていただきます。

「建築家の役割」関連解説記事


二世帯多世帯集まって住む家共同集合住宅設計事例の建築家説明トーク相談会

家族が集まって住む二世帯住宅

ご両親と子供家族が同居する二世帯住宅や親戚も一緒に住む多世帯住宅を建てようとしているが、

・二世帯の家の希望や条件が整わない
・どのようにして良いか判らず困っている
・誰に相談するのが良いか迷っている
・全体として費用が総額幾ら掛かるのか知りたい
・二世帯の位置が上下か左右か
・何を分けて 何を一緒にするか 知りたい
・自分達と同じような二世帯住宅を見てみたい

などのお悩みをお持ちではないでしょうか?

アパート共同住宅を建てる

または、

・賃貸アパートの建替え
・アパート併用住宅で家賃収入を考えたい
・二世帯住宅の空き部屋を貸し出したい

などのお考えもないでしょうか?

二世帯住宅・共同住宅の実例説明

建築家31会の次回の家づくり相談会では、建築家が設計した実作品を写真と模型で説明します。

実際の二世帯住宅や集合住宅が出来るまでの家族の希望を反映した間取りプラン、工務店さん選び、工事金額の決まり方、工事中の品質監理などを、実例をもとに建築家が説明解説するトークショーです。

現場の生の声を聞いていただいて、是非あなたの家づくりのヒントにしてください。直接建築家にご相談もできます。

「集まって住む家」建築家トークショー

10/14(土)16:00~
岡部 克哉  × 清水 禎士+清水 梨保子
 
二世帯住宅、集合住宅、少し引いてみれば街にだって人は集まって住んでいて、その住まい方にはいろいろな可能性がありますよね。今回は、2組の建築家が設計した建物にどのように人々が集まって住んでいるのかをご紹介します。

10/15(日)16:00~
石川 利治  × 鈴木 恵介
 
多世帯が集まって住む建築(多世帯住宅、集合住宅など)は戸建住宅とは違った暮らし方が求められます。集合して暮らすことによるメリットとデメリットについて専門的な立場からお話しします。


実作品と設計者に会える

建築家31会の次回の家づくり相談会では、上記トークショーの他に、二世帯住宅の実例模型と写真を展示します。

設計した建築家本人が会場に居りますので、二世帯住宅・共同住宅を建てるヒントがギッシリ詰まっています。是非ともあなたの家づくりのヒントを見つけて下さい。

建築家31会 家づくりトークショー・展示・相談会 vol.26
日時:2017年10月13日(金)~15日(日) 10:00〜18:00
会場:新宿パークタワー1F・ギャラリー3

下の動画は会場の様子です。

展示作品紹介

下記は各建築家が展示する作品です。沢山の実例と設計者本人が皆様のご来場をお待ちしております。

阿川宮鳥

「堀之内の家」
父と母、息子夫婦、3人の孫の誕生を想定した2世帯住宅です。高台に位置し、全ての部屋から素晴らしい景色を望むことができます。離れには娘の陶芸工房を併設し、人が集う場所としての要素も備えています。

石井正博+近藤民子

「独立した二世帯が集う家」
二世帯住宅で各世帯がお互いのプライバシーを尊重しつつ、落ち着いて暮らせる住まいです。各世帯が程よい距離感を保って快適に暮らせて、近隣との交流も図れるように、それぞれに役割を持たせた外部スペース(交流スペース、テラス、物干しテラス)を組み込んでいます。

石川利治

「PLUS JIYUGAOKA」
自由が丘の閑静な住宅街に計画された、女性または夫婦向けの賃貸住宅です。オープンでゆとりのある間取りと豊富な収納量を確保し上質な暮らし方に応えます。各室の窓際にはガス暖炉を組み込み、炎が日々の暮らしに彩りをあたえます。
「NARIMASU PROJECT」
家族構成の変化に対応する、柔軟な間取り変更が行える集合住宅のインテリア提案です。住戸の中央に水周り・収納を集約し、その周りを取りまく様に居室を配置します。玄関からバルコニーに続く経路は土足ゾーンとし、多目的な露地空間となります。

大川宗治

「ガラス階段の家」
中央のガラス階段が、光と風の通り道。約29坪の土地に、2世帯7人家族が仲良く快適に暮らすことができる家を考えました。各階をガラス階段が繋ぎ、家族の存在を意識しつつ、程良くプライバシーも守ります。
「植物と暮らす家」
OZONEのP1グランプリ入賞作 植物が好きな4人家族のために計画しました。1階は主婦のパン屋さんと家族の集まる部屋。そこを中心に各部屋が吹抜けで一体となった家です。家中どこに居ても植物と一緒。

岡部克哉

「丘の上の2世帯住宅」
東京の郊外にある2世帯住宅です。今お住いの子世帯が将来的に親世帯となり新たな子世帯と2世帯住宅を継承していき易いよう設計した住まいです。

北島俊嗣

「横浜の和風二世帯住宅」

昭和初期に建てられた木造の瓦屋根日本家屋を、外観も内装も和風の意匠で建替えた二世帯住宅です。親世帯と子世帯を、左右に分離した間取りです。
「茅ヶ崎の集合住宅」
老朽化した賃貸木造アパートの建替えです。大家さんの住宅も併設して、集合住宅の入口と大家さんの住宅の入口を分けました。建物の永い寿命を目指して、鉄筋コンクリート造3階建ての集合住宅になりました。

河辺 近

「横浜港南台の家」
人生の後半を心地よく暮らすための家づくり。通年でストレスフリーな建物の性能を求め、省エネルギーな建物として計画し、一年を通して室温の変化が少ない全館空調を採用した。経年変化を楽しめる素材でインテリアを創り、角地で高低差のあるこの土地を、周囲の環境に配慮し計画をした。20年、30年後の建物が楽しみである。
「横浜三ツ沢の家」
敷地は道路から1Mほど低く、高低差を解消するためスキップフロアとした。内部はリビングを中心に、各部屋が室内のガラス、階段で緩やかに繋がり、家族の気配が感じられる。南に3階建てのマンションがあるため、東西に開口部を設け、採光、眺望を得ている。東にはランドマークタワーと三ツ沢公園の桜並木、西には大学のグラウドと桜並木があり、季節の移り変わりを感じられる気持ちの良い家となった。
「世田谷区岡本の家」
丘の上に建つスペインの片田舎の風景を意識した家である。3匹のダックスフンドと2世帯で暮らす住宅。中央にパティオがあり、パティオからも外階段で2階のエントランスへ向かうことができる。2階の南テラスから1階のガーデンまで犬用のスロープがある。また犬用の内部への専用ので入り口があり、犬と人が楽しく自由に暮らせる住まいを目指した。

小林真人

「m’s SANNO」
最上階の5階に中庭を持ったオーナー住宅、3階〜4階の計4戸にそれぞれオーナーのお子さんや親類が入り、2階の2戸を純粋な賃貸住戸として運用する という変則的な多世帯ビルです。

清水禎士+清水梨保子

「ツカズハナレズハウス」
私たちは周囲の建物からの視線をコントロールしやすくかつ、光を取り入れやすい中庭を採用しました。この中庭は上下階の視線を交錯させ、ゆるやかな関係の「ツカズハナレズ」の2世帯住宅となりました。
「ケヤキの前の集合住宅」
北向でかつ甲州街道という幹線道路は居住空間としては決して魅力的な要素とは言えませんが、この地域はケヤキが街並に季節感を与えながら生き生きと存在していることから、視覚的に対峙するための開口部を積極的に作りました。

鈴木恵介

「アーバンリゾートシェアハウス」
嫁と姑という血の繋がらない2人のシェアハウス。また、家族経営の会社の経営会議も行い、孫や曾孫達が頻繁に遊びに来る、日常的にみんなが集まる家。2人にとっては日常の、遊びにくる人には別荘のような、それぞれにとってのリゾート空間。そんな優雅な時間と空間をみんなでシェアするリゾートハウスです。

高橋正彦

「江ノ電が見える家」
窓からは鎌倉の海と江ノ電、長谷寺が見えるロケーション。夏は3階のデッキから花火も見えます。とにかく多くの風と光が入る空間となりました。将来は留学生を受け入れたいというクライアントの要望から、和室を用意してあります。
「おおきなガレージとらせん階段を持つ家」
ビルトインガレージ、愛犬の部屋、大きなバスルームにアイランドキッチン。住む方の夢がたくさん詰まっています。また、ハイサイドライトからの光や、東西に抜ける風の道など、自然環境も上手く取り入れることが出来ました。

田邉恵一

「野川の家」
70年前に建てられたて鉄筋コンクリート住宅の建て替えです。今回は豊かな庭空間を中心としたライフスタイルを実現でき住まいを目指しました。その為屋内外のつながりを大切にしたプランと、ディテールを工夫しています。

筒井紀博

「devetashka」
閑静な住宅街に位置する二世帯住宅。周囲からの視線を遮るように塀で囲い、内包された屋外空間に対して居室を配置している。都心にありながらも、緑豊かな屋外空間を楽しむことができる都市型住宅の提案となっている。

七島幸之+佐野友美

「南烏山の二世帯住宅」
間口6m×奥行22mの敷地に建つ、完全独立型の二世帯住宅・重層長屋。1階親世帯は、将来賃貸住宅として活用できる設え。2階子世帯は、近い将来南側隣地にマンション等が建っても快適な住環境を保てるよう、リビング吹抜けにテラスを吊って、一日中陽光が降り注いでくる設えとした。

古川達也

「図書館のある家」
「趣味で集まって住む家」です。大らかな河川敷に面する自然豊かな環境。約9600冊の書籍を所有するご夫妻の住まい。建物の半分は住宅、もう半分は私設図書館です。書棚空間は地域に開かれ、本好きの来客をいつでもお迎え出来ます。本会(第6回)にご来場頂きましたお客様のご依頼で設計しました。
「洗たく屋さんの家」
「仕事で集まって住む家」です。家族が営むクリーニング店併設の住宅。1階は店舗と寝室。2階は家族のスペースです。お手伝い頂く店舗の従業員・ご家族・お客様が、互いに心地よく過ごせる間取りの工夫。家族の変化や店舗営業の進化など、将来の変化に対応する自由度と遊び心が特徴です。
「山見の家」
「仲間で集まって住む家」です。緑豊かな環境を活かした住宅。1階はガレージと連続した多目的な個室。2階は家族の共有スペースです。屋内全体は可動型の家具を自由に扱える空間で、あたかもキャンプ場のような大らかさ。仲間や来客を楽しくお迎え出来ます。

前田敦

「スロープの家・卍」(愛犬家住宅)
愛犬達が家中を立体的に走り回れるように 中庭を囲むように配置した卍型のスキップフロアで構成された4つの ブロックをスロープで連続させて立体的なドッグランを創出しています。
「スロープの家 SPAIRAL COURT」(愛犬家住宅)
愛犬達が家中を立体的に走り回れるように中庭を挟んで配置したスキップフロアで構成された2つのブロックをスロープで螺旋状に結びつけています。

余田正徳

「世帯を繋ぐ屋上のある上下分離型」
1階は親世帯、2・3階は子世帯というフロア分けした計画の中で、玄関を分けずに設け世帯を繋ぐ空間として計画しています。玄関は一つですが表札やポストは各世帯毎に設け、一つの壁にまとめて設けています。屋上は各世帯が触れ合う重要な場所で近隣公園の桜の樹を眺めることも可能です。

建築家31会は、全国で活動する建築家31人が集まり、それぞれ3つの住宅などの写真や模型を展示する家づくり相談会です。当日は会場内に建築家本人も会場におりますので、建築家との家づくりに興味のある方、設計事例を見てみたい方、建築家と話してみたい方など、どうぞお気軽にお越しください。

 

「二世帯住宅」関連解説記事

「賃貸アパートマンション」関連解説記事


都市東京に賢く家を建てて住む”TOKYO HOUSE”建築家設計説明トーク相談会

東京に家を建てて住む

首都東京に家を建てて住む場合、なかなか大変です。

・土地が高い
・買える土地は狭い
・道路が狭い
・ガケがある
・隣地周辺が近い
・地区条例がある

様々な規制によって割高や工事費になったりして、マンションに住む方が簡単と考えてしまう方も多いくらいです。

東京ならではの家づくりを説明

様々な厳しい条件や規制をクリアして、知恵を絞って工夫した「東京の家・TOKYO HOUSE」が沢山あります。

建築家と共に知恵と工夫を行って建てた家の話しを、建築家本人が2人1組になって実作品を写真と模型で説明します。

実際の「東京の家・TOKYO HOUSE」が出来るまでの家族の希望を反映した間取りプラン、工務店さん選び、工事金額の決まり方、工事中の品質監理などを、実例をもとに建築家が説明解説するトークショーです。

現場の生の声を聞いていただいて、是非あなたの家づくりのヒントにしてください。直接建築家にご相談もできます。

「TOKYO HOUSE」建築家トークショー

10/14(土)15:00~
幸田 真一  × 七島幸之 + 佐野友美
 
東京に家を建てること。様々な制約や多様な環境条件の下では、従来の「家」の概念や「設計手法」が役に立たないこともしばしば。自由な発想で、新たなライフスタイルを空間化することが必要です。私達が東京に設計した住空間をケーススタディとしてご紹介いたします。

10/15(日)15:00~
阿川 宮鳥  × 小林 武
 
限られた敷地環境や法制限を読み取り、住まい手の思いをカタチにしたTOKYO HOUSE。都市という人口密度の高い場所で豊かな生活ができる家とは?私達が実際に都市に設計した心地よい住空間をご紹介いたします。

東京の家の実作品と設計者に会える

建築家31会の次回の家づくり相談会では、上記トークショーの他に、「東京の家・TOKYO HOUSE」の実例模型と写真を展示します。

設計した建築家本人が会場に居りますので、「東京の家・TOKYO HOUSE」のヒントがギッシリ詰まっています。是非とも会場で建築家と話すことで改修模様替えのヒントを見つけて下さい。

建築家31会 家づくりトークショー・展示・相談会 vol.26
日時:2017年10月13日(金)~15日(日) 10:00〜18:00
会場:新宿パークタワー1F・ギャラリー3

下の動画は会場の様子です。

展示作品紹介

下記は各建築家が展示する作品です。沢山の実例と設計者本人が皆様のご来場をお待ちしております。

阿川宮鳥

「マツ邸」
中庭を囲む、L型の住宅です。中庭の前に一枚の塀を建てました。近隣からのプライバシーが守られ、車や自転車、来客者の姿が視線に入らなることで、すっきりとした印象の景色を手に入れました。
「アオ邸」
都心に建つ木造3階建の住宅です。敷地は家々が建ち並ぶ都会の狭小地ですが、東西の隅角部に空を望む貴重な隙間があることに気付きます。その隙間を生かし、プライバシーを確保しつつ光を取り入れ、外部への視線の抜けを作り出す計画としました。

石井正博+近藤民子

「細長変形敷地の二世帯コートハウス」
敷地は都心の住宅密集地にあり、三方向を建物に囲まれた細長い変形敷地です。南西方向のある唯一の”抜け”を活かせる位置に外部空間(コート、デッキテラス)を設け、周囲の視線から内部を守りながら自然の光や風を取り込むコートハウスで、音楽が趣味の共働きのご夫婦+子供の世帯と、愛猫と暮らす叔母さまとの二世帯住宅です。
「桜並木と暮らす家」
敷地は東京都内の区画整理された住宅街にあり、隣にはご両親やご親戚の住まいがあります。道路の大きく枝を張った桜並木の景色を、より身近に感じ、一年を通して楽しむことができる子育て世代(家族4人)の住まいです。

石川利治

「NARIHIRA RECEPTION」
スカイツリーを見上げる墨田区業平の中心部に計画された、ショールーム(将来計画)と倉庫を併設する住宅です。隅田川花火を正面に望むことができる屋上は、来客へのおもてなしを想定した開放的な接遇の空間です。

磯村一司+政本邦彦

「ろじのさき」
建築面積27㎡(8.2坪)、南に3階建住宅、西に崖、東が道路で巾1.8m、60m程のクランクした路地の奥にある住宅です。吹抜、光庭、スキップフロアなどのおかげで、明るくスタイリッシュで広さを感じる3階建て住宅です。

「猫と暮らす小さな家」
ご夫婦が、ねこと暮らすために計画した高気密高断熱の小さな家です。リビングの高天井には、ねこ階段やキャットウォークなどを造り付け、ねこ用の窓もあります。地下から2階まで空気を循環させて、温熱環境も整えています。建築面積9坪ほどの住宅で、地下を作り面積緩和を利用しています。

大川宗治

「スキップフロアハウス」
約20坪のカギ型の土地に建つ家。居住空間を少しでも有効に確保するために、リビングをスキップフロアにし、その下の空間をを駐車場や倉庫として使う計画となっています。家全体が一つの空間で繋がっており、家具により各エリアを間仕切っています。

岡部克哉

「クリニック併用住宅」
歯科医院と先生の御自宅の組み合わされた併用住宅です。先生がON/OFFを切り替え易いよう又患者さん達に先生のプライバシーがなるべく露出しないように配慮して設計しました。
「スキップフロアの家」
地下1階地上2階の建物ですが建物全体がスキップフロアになっていて縦方向に繋がりのある住まいとなっています。

幸田真一

「回遊性のあるフラットハウス」
周囲の3面を道路に囲まれた敷地にプライバシーを保つ中庭を中心に構成した平屋の住宅です。中庭をぐるりと囲むように諸室が配され、家族のゆるやかな繋がりを感じることが出来ます。フラットなプランの中でも天井の高いLDKには高床のファミリースペースを設けるなど立体的な工夫も盛り込んでいます。
「いろいろな居場所」
採光を家の奥まで取り込む吹抜のあるリビング。テラスとワイドに繋がるダイニング。小上がりの畳ではゴロンとちょっとお昼寝。階段踊り場には子供のスタディースペース。2階のホールは本棚を設けて家族共有のライブラリー。家族がそれぞれの居場所を見つけて過ごす住宅です。
「間口3.2mのスキップフロアの家」
建物間口が3.2mほどの住宅です。敷地内の高低差を活かし、半階ずつ空間をずらしながら積み上げたスキップフロアの構成になっています。キャンプが趣味のご家族は屋上でバーベキューをしたり、料理が得意なご主人が思う存分腕を震えるキッチンをこの敷地で一番気持ちの良い最上階に設け、日常的に屋上と繋がる生活を楽しむアクティブな家です。

高野洋平

「葉山の家」
レーシングチームを所有し、海のスポーツは一通りやるという豪快な方の為の別荘です。建設地は葉山ですが、西麻布の邸宅の別館という位置づけでこちらのカテゴリーに。交通量の多い道路に面し、目の前にバス停があるという難しい条件でしたが、目の前に広がる海と背面の山の緑しか感じない居住感に仕上げました。
「HILL TOP HOUSE」
プロダクトデザイナー夫婦の為のアトリエのある住宅です。敷地は崖地に面した眺望のある土地で、崖下は地域の公園となっており緑豊かな環境に面しています。間口の狭い細長い敷地にコンパクトな建坪でありながら、大きな室内空間を確保した縦長の住宅を計画しました。
「青葉の家」
横浜市の丘陵地帯に建つ中庭型の住宅です。擁壁が既存不適格である事から建物の荷重を支える事が出来ず、建物の基礎下に鋼管の杭を打ち込むことで荷重を地下に逃がしています。駐車場から中庭を通ってリビングに向かう生活動線をつくることで周囲の住宅を視界から外し、日常的に中庭を感じて住む事が出来るようにプランニングしています。

小林 武

「高砂の家」
住宅密集地のある下町で建物とほぼ同じ広さの庭を持つ計画。標高が0mから4mと非常に低い地域で河川の氾濫リスクが高いので壁に囲われたプライベートコートとして対策も施している建物。
「浜田山の家」
閑静な住宅街の角地で地下にピアノ教室を設けた計画。角地の角の部分を空地としドライエリアへのアプローチを確保する事と自然を享受できるスペースとして核としている。
「瀬田の家」
風致地区にも指定されている緑が多い計画地。ひな壇状である敷地は南への眺望が良好でプライバシーを考えて道路面は閉じられたファサードを構築している。閉鎖と開放をコンセプトに印象的な中庭を配した建物。

小林真人

「東池袋 T邸」
駒沢通りの角地という立地を活かし,1階のファミリールームは将来店舗に転用できる設えとしています。そのために外観には生活感を出さない様,素材と開口部に工夫をしています。2階のLDKはキッチンがそのままリビングの家具と一体化し,視覚的に階段スペースとも繋げることで開放的なスペースとしています。
「世田谷 H邸」
住宅密集地の狭小住宅です。仲の良い家族の関係がお互い自立しながらも各階で分断してしまうことがないように一体となる住宅が求められました。ガラス張りの光いっぱいの階段室を軸に各室のフロアレベルをずらしながらスパイラルさせることで緩やかに繋ぎ、透明あるいは半透明の建具で視覚的な連続感を持たせています。

菰田真志+菰田晶

「松庵の家」
一低層という高く建てられない用途地域、敷地面積25坪の旗竿敷地、延床20坪程の住宅です。周囲を囲まれたなかでいかに快適に住まうかというテーマを求めました。
「カドノイエ」
商業地域と住居地域の間に建つ住宅です。周囲の視線を遮り、採光を取り、家の中で圧迫感を感じないのびのびとした空間を目指しました。子供が大きくなってからの間取り変更も視野に入れた計画です。
「三軒茶屋の家」
敷地20坪、延床33坪ほどの木造3階建で、駅からほど近い密集地に建つ住宅です。密集地だからと諦めず外に開く水回りを実現し、家の中では望みどおりのくつろげる空間になっています。

佐藤 剛

「三角の家」
三角の角地に建つ三角の家。斜めの壁による遠近感が空間の広がりを生む。4m程の道路を挟んで三方とも建物に囲われているため、天窓やインナーデッキを利用してプライバシーに配慮しながら採光通風を計画している。
「間口3.6mの家」
鬼子母神へ続く参道の欅並木が終わる辺りに位置する、間口4.5mで東西に長いうなぎの寝床。欅並木に顔を向ける畳間は、道を行く人々との繋がりを生む縁側の役目を果たし、居間の高窓は欅を切り取る額縁になります。

清水禎士+清水梨保子

「かぞくの間」
築30年以上のマンションの一室をフルスケルトンとし、子供を中心とした家族が楽しめる部屋「かぞくの間」としました。 広めのキッチンはみんなが集まるスペースにもなりキッチン付きのコンドミニアムのよう。

鈴木恵介

「公園と手をつなぐいえ」
北区赤羽の密集市街地の15坪しかない小さな敷地に計画した狭小住宅。隣地の公園をわが庭として使ってしまおうという「公園と手を繋ぐ」というコンセプト。都心の密集市街地とは思えない程に緑に溢れ、気持ちの良い風と光の抜ける家です。

滝川淳

「カドノイエ」
15坪の角地に建つ3階建て住宅。斜線制限の厳しい側を吹き抜けのある2フロア、少し余裕のある側を3フロア+ロフトとしました。床に段差を設けたスキップフロアとしているため、立体的に楽しい住まいです。都内の土地は周りからの目線が気になるもの。1階には壁で囲われた光庭を設け、庭に面した解放感のあるバスルームを演出。2階にはルーバーで囲われた光庭と屋外デッキを設けて、光と風を取り込みました。コンパクトでありながら開放的で広がり感のある住まいです。
「調布の杜の家」
とてもなかの良い4人家族のために、1フロア1ルームで構成した大らかな住まい。1階は可動収納であいまいに仕切る個室と水周り。2階は南に大きな窓とテラスがあるLDK。どこにも廊下が見当たりません。南側隣地にある大規模な駐車場を生かし、2階に設けたリビングから大きな窓を通していつでも空と雲が眺められます。
「浮かぶ浴室/寝室の家」
母屋の庭に増築した、ネコと一緒に暮らす家です。広い1階リビングの上に、二つの箱が浮かんでいるような建物です。白い箱は寝室、木の箱はバスルームになっています。バスルームはモザイクタイルで造られた青の世界です。吹き抜けを介して主人とネコと空間が一つにつながります。

田邉恵一

「目黒のガレージハウス」
接道条件が大変厳しい狭小敷地でのガレージが主役の住まいです。
ガレージには、リフトとターンテーブルを設け、3台が格納できる工夫をしました。リフトで上げた大事なクルマは2階のリビング空間から眺められる工夫をした、スキップフロアーの構成の住まいです。

筒井紀博

「caverna」
住まいの原型とも呼べる洞窟(caverna)。その堅固な空に囲われた空間がもたらす安心感。そこには印象的に射す光、反響する音、硬質な肌触り、独特の温度が存在する。この洞窟をイメージし、スキップフロアの構成で7層の床レベルの中に展開させた。
「WHITE JADE」
法規制が厳しく変形敷地である敷地。さまざまな規制を考慮した上で必然的に生まれた空間ボリュームを持つ住宅である。高さ制限の中で目一杯のボリュームを確保するため、8層の床レベルをもつスキップフロアとしている。

七島幸之+佐野友美

「本町の住宅」
密集住宅地に建つ、建物幅2.9Mの木造3階建て狭小住宅。前面道路以外の三方を隣家に囲まれた中、天窓と吹抜をワンセットで活用し、周囲の建物越しに屋上に降り注いだ自然光を建物内に存分に取り込んだ。白い壁面のレフ板効果により照度を抽出された、柔らかい光のインテリア。住まい手が「世界の中心」と感じられる空間を目指した。
「三筋の住宅」
商業地域・防火地域の狭小敷地に建つ、木造3階建ての「耐火」住宅。
北側道路で南側からの採光を隣家に完全に塞がれた条件の中、天窓から入った光の通り道をそっくり吹抜けとして計画した「光の井戸としての住宅」。

南部健太郎

「傾斜地の平屋」
丘の上に小さな平屋を建てました。それは道から見るとお隣のガレージよりもかわいく見えます。軒はとても低く抑えられ玄関の引戸と小さな縁側が添えられています。この家は年配のご婦人が自分のために、日々を楽しみ、友人をもてなし、自然を感じるためにお建てになりました。一歩中へ入ると玄関から続く土間の空間、大きな1つの空間が広がり傾斜天井が高くなっていきます。奥には富士山の見える自然が広がる大きなガラスが嵌め込まれています。
「キャンプの家」
週末のたびに愛用のキャンピングカーで家族で旅に出ていました。子供たちが大きくなるに従い、その機会も減り駐車場に停めたままの事が増えてきていました。この家を建て、今はその古いドイツのキャンピングカーは家の一部として大活躍しています。まるで毎日がキャンプ場で遊んでいるような感覚。1つながりの大きな空間、キャンプ場の炊事場のような大きなシンクのキッチン、広い屋根付のデッキテラス、そこにあのキャンピングカーも。

前田敦

「木漏れ日屋根の家」
既存の樹木を可能な限り残し、木漏れ日注ぐ樹木の下で心地よく過せるように屋根は樹形に合わせて、ウッドデッキは幹を傷めないようにカットし、木立の中での生活を創出しています

松下慎太郎

「SEPA」
夫婦と小さなワンちゃん、小さな車2台のための住宅です。のんびりとした住宅街では敷地の大きさに対して空が異様に大きいのが印象的でした。その空を捕まえるため中央に大きな”更地”を据えプライバシーを守りつつ、街へと開かれた住宅を目指しました。
「カドケシ」
高層ビルやマンションが建ち並ぶ商業地域の一角に如何にして豊かに暮らすか…唯一の光明は角地である事。内部空間の一角を”消し去る”事で、生活と街が融和するような建築を目指しました。
「窓辺な家」
外を身近に感じる環境の中で、家全体が窓辺であるようにしたいと考えました。空間に対して窓を大きめに設え、かつ、室内側に内庇を設けています。そこに立つと、家の中というよりも街にいる気がしてきます。街との狭間に居場所をつくり、街と繋がる、小さくない家が出来上がりました。

余田正徳

「ふたつの中庭を愉しむ家」
外観はミニマルデザインに徹し、白亜のシンプルな形状で、開口部も必要最小限としているため、全く内部をうかがい知ることが出来ず、内部空間のプライバシーを確保しています。前庭・角庭と呼ぶ2つの中庭は、2階の天井レベルまで壁を立ち上げることで外からの視線や音を遮り、内側からは自分だけの空を望むことが出来ます。
「鎮守の杜に浮かぶ借景の家」
周辺環境に恵まれた都内の変形地に建つ二世帯住宅です。隣地の緑に溶け込みながらも浮かびあがる外観を持ち、その緑を借景として室内にも取込んでいます。1階は家族全員が集まり利用するスタディルーム、2・3階は同一平面ながら、異なるインテリアデザインにより、それぞれ特徴のある雰囲気に仕上がっています。

建築家31会は、全国で活動する建築家31人が集まり、それぞれ3つの住宅などの写真や模型を展示する家づくり相談会です。当日は会場内に建築家本人も会場におりますので、建築家との家づくりに興味のある方、設計事例を見てみたい方、建築家と話してみたい方など、どうぞお気軽にお越しください。

 

「注文住宅」関連解説記事


1 / 9812345...102030...最後 »