ばとろぐ

建築家

建築家ブログ

建築家の日常

今週のバトログ担当の南部健太郎です。
宜しくお願いいたします。

さて。
何についてにしようかと・・・・・
作品にしても、セミナー的な内容にしても。
皆さん、色々見ているでしょうから、建築家が図面を描く以外に何をしているのかをUPしてみようと。

さてさて、月曜日。
設計事務所は、土日にお客様と打ち合わせなんで、
月曜日から、仕事が始まるっていう感じはないんですが・・・それでも工事業者にとっては始まりなんで
先ずは、
am10;00 新築現場の地盤調査に立会いです。
とくに私が何かをするわけではないんですが、
調査場所のポイント、高低差などを確認するだけなんで、滞在時間ほんの15分!
ですが、これを行かないで後で違っていると大変な問題になってしまうんですね。
ark-01[1]
このあと移動して、今度はリフォーム現場へ。
ちょうど解体工事を始めた後で、
どこを壊して、どこを残すか。剥がした裏側から配管などが見えてきて
これから、設備屋さんなどと打ち合わせしていきます。
ark-02[1]
リフォームは時間との勝負なんで、毎日顔をだすぐらいの感じですね。
この日は、ほんの30分ぐらい。
思っていた予想と同じかどうかの判断。
ark-03[1]
と・・・
とりあえず、現場関係すませて。
遅ランチして、本屋へよって。
夕方~事務所で図面です。
ark-04[1]

 

南部健太郎
AR.K一級建築士事務所

 

建築家31会では、お客様の家づくりのお手伝いをさせていただいています。

設計事務所というと、

・どこにいるかわからない
・誰を選んで良いかわからない
・とんでもないことをされてしまうのではと心配

そこで、私達の特徴として、31人(組) 経験実績、得意分野、地域が異なる建築家が集まっているので、

・お客様が建築家を選べられる
・お客様に相応しい建築家を推薦出来る

と、安心して建築家を選んで頂けるようになっています。

どうぞ下の相談フォームへのボタンから、お客様のご相談を建築家31会にお送り下さい。お客様の予算やスピードに合わせて建築家を選んでいただき、希望の家づくりをお手伝いさせていただきます。


リフォームの注意点 その7 @河辺 近

屋上緑化

荷重と保水の検討

戸建住宅での屋上緑化を計画する際、最も注意すべき点は建物への荷重である。屋上緑化の土壌には、適材を植え込む自然土壌、軽量化土壌システムなどがあるが、どちらも長時間保水しなければならないため非常に重くなる。
自然土壌では1㎥当り1600kg程度になり、屋上に10cm敷き込むと1㎡当り160kgの荷重がかかることになる。最近では自然土壌に替わる無機質系の軽量化土壌システムもあり、従来の軽量化土壌システムの半分以下の荷重でつくり込むことができるので検討したい。リフォームの場合は、既存の建物の構造確認と耐震性の検討が必要となる。

屋上からの排水

近年では集中豪雨が起こることが多く、排水にはより注意し計画しなければならない。公共建築協会では排水基準を240mm/時間以上としているが、余裕をもって計画する。排水溝・排水口がふさがれないようにし、防水の立ち上がりは200mm以上取る必要がある。既存の防水のままでは難しいことが多いので、やり替えることを前提で考えておかなければならない。

植栽の検討

軽量土壌であっても種類によっては背の高い植栽も可能であるが、一般的には、戸建では160cm程度を限界に考えておく。風の強い場所ではセダム、天然芝などの地被類を勧める。
夏場は水やりやメンテナンスをこまめに行う必要があり、自動散水システムが有効である。植栽の楽しみ方を建主とじっくり話し合いながら決定していくことが大切である。

バトログ担当も今日が最後です。お付き合いありがとうございました。

 

河辺 近
ken-ken 有)一級建築士事務所

河辺近  ばとろぐ記事


リフォームの注意点 その6 @河辺 近

増築・減築 ―調査と準備―

ここでは、居住範囲の増減にかかわるリフォームについて触れる。
増築ではジョイントの接合と防水に注意
子どもの結婚など家族が増えることで手狭になった時には、床面積を増やすリフォームを行いたい。これが増築と呼ばれるもので、階数や部屋数を増やすことである。増築する床面積が10㎡を超える時には確認申請が必要となる。斜線関係、建ぺい率、容積率にも注意する。また、避難経路の確保や延焼線など、チェックすべきことも多い。
忘れてはいけないのが、構造的な強度の確認だ。特に増築部と既存建物とのジョイント部分には雨仕舞など工夫が必要となる。
資産価値が上がるため、固定資産税が増えることもあるので、施主には十分な説明が必要となる。
減築では耐力壁の減少に注意
子どもが独立して部屋があまってしまうなどの理由から、床面積を減らすリフォームが減築と呼ばれるものだ。減らすための工事なので、申請は必要ないように思われがちだが、既存の建物が現在の法規に対して、合法でない場合などもある。そのため、関係機関の調査が必要となる。耐力壁の減少には、特に気を付けたい。
また、2階建てを平屋にするなど、外壁や屋根の工事を伴うことが多く、新規区分と既存建物との雨仕舞が大切なポイントとなる。
このような部位では、あらかじめ納まりをしっかり検討する必要がある。もちろん、構造体の腐食やシロアリ被害など、ほかのリフォーム同様、確認しなければならない項目には十分注意したい。

 

河辺 近
ken-ken 有)一級建築士事務所

河辺近  ばとろぐ記事


リフォームの注意点 その5 @河辺 近

和室のつくり方

四季と風情を盛り込むリフォーム
和室は、自然素材(木、紙、藁など)が使われる空間であり、外との線引きが曖昧な存在である。和室のリフォームで大切なことは、自然素材を生かして静かな空間をつくることである。

畳を使う
和室は畳敷きである。藁どこでつくられたものを「畳」という。昨今のスタイロフォームにゴザが巻かれたものもある。換気がなく、湿気のたまりやすいコンクリート床下のような場所では、こうしたものの選択もある。もし、このようなケースで畳を選択するのであれば、周囲の換気について考えることが肝心だ。従来、畳は特注でつくることが一般的であったため、表の織り方、縁の付け方など自由にデザインすることも比較的行いやすい。

マンションに和室をつくる
コンクリートのマンションでは柱がないため、薄い付柱を壁に付ければ真壁の演出をすることができる。和室では、自然素材を楽しみたい。天井の素材、木目を見る時には、机の上の小さなサンプルではなく、小さくとも60cm×60cm以上のもので木目の向き、表情を寝転がって上にして見ておくとよい。竿縁天井の場合、決して床の間に刺す向きにしてはいけない。また畳の縁も同じく床の間に刺す畳割りをしてはいけない。洋室と和室の仕切りに戸襖があるが、昨今では、洋室にも使用できる襖紙があるため、襖でつくることを勧める。裏、表が違う建具はおかしなものである。
壁の仕上げ材として和室用のクロスの種類も多彩なので、用途に合わせて選択する。いずれにしても、趣を生かすことが和室のポイントだ。

 

河辺 近
ken-ken 有)一級建築士事務所

河辺近  ばとろぐ記事


リフォームの注意点 その4 @河辺 近

動線・ゾーニング

古い戸建住宅
30年以上前につくられた戸建住宅は、応接間、客間、茶の間、台所が必須という考えが多く、部屋を廊下でつないでいた。軸組工法で建てられた木造住宅の廊下は、有効幅が広くても780mmしかなく、自走式の車いすで通ることは困難である。家の使い方、生活の仕方、住まい方を考え、住まい手の生活に合わせた空間、間取りをつくることを心掛ける。

1970年代の公団型住宅
1970年代に多く見られた公団型住居は、階段型で南北方向のみに開口部があり、南に居室、北に水廻りという間取りが一般的であった。
壁に向かう台所、その隣が畳の茶の間である。リフォームする場合、水廻りは必ずしも北側でなくてもよいが排水のつなぎ込み位置は決まっているため、勾配には気を付けて配置する必要がある。公団型の住宅では隣棟間があり、長い年月のなかで大きく育った樹木があり、気持ちのよい景色が広がっている。

1980年代の民間マンション
1980年代の民間マンションは都市型で街中に建設されているものが多い。建物の片側に外階段がある。内部は、部屋の中央の北から南に中廊下があり、南側にはLDK+畳の部屋、北側に外廊下に面した居室があり、窓のない水廻りが中央に位置する。
この場合の問題は部屋全体に風が抜けにくく、水廻りがとても暗いことである。
リフォームを行う際は、限られた開口部からの明かりや風通しを考慮する。ただ部屋をつなぐだけの廊下ではなく、部屋のなかに光と風を呼び込む空間として利用することが望ましい。

 

河辺 近
ken-ken 有)一級建築士事務所

河辺近  ばとろぐ記事