家・建物の設計・工事監理って建築家は何をするのか?

建築家(設計者)は「設計業務」だけではなく「監理業務」も行います。

設計者が行う「監理業務(工事監理)」とはクライアントの代理人となり工事現場での打合せや指示を行うことです。

具体的には、設計図通りに、またスケジュール通りに工事が進んでいるか?などをチェックしたり、設計の意図を施工者に伝えたりします。また、進捗状況をクライアントに報告することも重要な役割のひとつです。

施工会社は「工事管理」を行います。読み方は全く同じですが意味は異なります。主な仕事は、工程管理・品質管理・安全管理・予算管理などです。現場代理人(現場監督)が中心となって行います。

読み方が同じなので「監理」のことを通称「皿(さら)かん」、「管理」のことを「竹(たけ)かん」と呼んだりもします。

ここで、現在、当事務所で工事監理を行っている案件をふたつ紹介します。

SWH
まずは「混構造のガレージハウス」です。

地階と1階がRC造、2・3階が木造の混構造の住宅で、1階部分には2台並列で駐車できるガレージがあります。

写真はバルコニーと繋がった3階のリビング部分です。竣工まで一か月を切り、ラストスパート中です。

SSH
次は「谷のある家」です。

木造3階建の住宅で、大きな中庭を持ちプライバシーの確保と解放感を両立しています。

現在はちょうど中間検査を受けたところです。

写真は施工中の鉄骨階段と今しか見れない水平ブレースです。

こちらは10月竣工予定ですので、内覧会を行う場合は追ってお知らせします。

どちらの現場も定期的に現場に通い、現場監督・大工さん・電気業者・設備業者・職人さんなどと、お互い知恵を出し合いながら打合せを重ね、クライアントに喜んでもらえる家が出来るように努めています。

「監理業務」は「設計業務」と同様に高い品質の建物になるためにはとても大切な仕事なのです。

 

余田正徳
株式会社YODAアーキテクツ

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