RC造混構造都市型自然素材・対シックハウス店舗併用住宅変形地・旗竿地
中庭螺旋階段ワインバーバレー教室コンクリート打放しトップライト屋上浴室デッキバルコニー床暖房杉板フローリング小幅板型枠杉板目吹抜玄関玄関土間耐火煉瓦敷き大開口窓書斎対面キッチン路地状敷地
所在地 | 構造規模 |
東京都 | RC造 2階建 |
竣工年 | 延べ床面積 |
2001年3月 | 251.2㎡(76.1坪) |
路地が巡る家は、旗竿敷地の奥に広がるコンクリート打放しの住宅です。
竣工年としては、少し前のものです。
室内の暑さ寒さや、省エネルギー性については、内外共にコンクリート打放し仕上げでまとめるのは、クライアントにとっても辛い選択になると思います。外断熱をして、室内を打放しとするか、外壁は断熱し、室内壁を打放しとして表現するかなど、コンクリートの見せ方に工夫が必要です。
コンクリート打放しが大好きなクライアントの、ワインバー、バレー教室のある併用住宅です。
1階が店舗としてのエリアで、広く吹き抜けのある玄関ホールが、2階部分の住まいエリアとバレー教室を緩やかに繋いでします。
玄関ホールには、スリット状のトップライトがあって、杉板の木目が浮き出るコンクリート打放し壁面を、効果的に演出しています。
建物は、中庭から、デッキバルコニー、物干しや、外風呂のある屋上まで、回遊できるような間取りで、路地が巡るような住まいです。
杉厚板の床や、レンガの土間、打放しや鉄骨の階段など、コンクリートの強さに負けない仕上げ材・自然素材のラフ感も打放しコンクリートに対しての大切な要素としています。
岡部克哉
石井正博+近藤民子
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