築15年を経過した「自然素材を使った木の家」見学会のお知らせ 11/21 @小泉拓也+栗原守

自然素材を使った木の家は手入れが大変そう、何年かすると傷や汚れでいっぱいになりそう、シミがついたり割れたりしていそう…..。自然素材の木の家にしたいけどそんなことが気になっている方に見て欲しい見学会のお知らせです。

築15年を経過した「自然素材を使った木の家」の見学会を11月21日(土)に開催します。2005年7月に竣工した「喜多見エコハウス」(自邸)です。15年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともにどのように変化しているか、珪藻土や月桃紙などが15年を経過してどのような傷やシミがあるかなど自然素材の木の家が時間の経過とともにどのように変化しているかその様子を確認することもできます。

「喜多見エコハウス」は延べ約27坪の自然素材の小振りな住まいです。自然素材に包まれてあたたかく気持ちのよい築15年を経過した和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。

 

*「喜多見エコハウス」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。

*monoモノマガジン、ニューハウス、チルチンびと、ソトコト、月刊ハウジング、住む、婦人の友、家の光、建築知識、LEE などいままでに多数の住宅誌などに掲載されたり、NHKの番組で放送されたりしています。

 

日時:2020年11月21日(土)11:00〜17:00

場所:世田谷区喜多見

交通:小田急線喜多見駅より歩7分

光設計までメールまたは電話・FAXで事前にお申し込みをお願いします。

詳しい案内図を郵送します。

*新型コロナ感染防止に配慮して、密を避けるために時間指定の予約制にしています。ご希望の時間をお知らせください。

メール: kurihara@kokyusumai.com

TEL: 03-3466-0761

FAX: 03-3466-5276

 

■「喜多見エコハウス」のポイント

 

■変形三角形の敷地面積27坪の小さな住まいですが、昔の畳空間のよさをアレンジしながら引き戸や障子を利用して狭くも広くも状況に合わせて自由に使える住まいを実現しています。

①リビングは伊藤園のお茶殻をリサイクルした畳です。ダイニングから30cm上がっていますので、腰掛けるのにもちょうど良い高さです。下は大きな引き出し収納になっています。

②障子を引き込むと開放的な空間になります。障子を閉めれば、落ち着いたモダン和風の空間になります。広くも狭くも暮らしのシーンに合わせて使うことができます。

③窓にも障子を入れて、柔らかい光を入れながら視線はカットしています。

④昔の民家のように梁など骨太の構造材が見えるように計画しています。15年経って飴色に変わってきました。

 

■内装に珪藻土やくりこま杉、月桃紙、羊毛の断熱材など自然素材を使い、素材の持つ呼吸機能を利用して室内を快適な状態にするように配慮しています。

①珪藻土:呼吸機能に優れた左官材です。ワラやモミ殻を加えてワラ半紙のような優しいテクスチュアーにしています。15年が経過していますが特にヒビやクラックなどの不具合はありません。

②くりこま杉:宮城県産の杉の羽目板です。天井には塗装しないで使っています。約15年が経過して色が落ち着いてきました。

③月桃紙:沖縄の月桃という植物からできた壁材です。調湿作用があります。築15年を経過して少し落ちついた色になっています。

④ウールブレス:羊毛の断熱材です。ウールですので、湿気を吸放湿します。呼吸する断熱材です。

⑤イペ:硬質の木製のデッキ材です。塗装なしで使っています。15年が経過して色がシルバーグレーに変わっていますが耐久性には問題ない状態です。

 

■雨水を2tのタンクに溜めて、1階2階2カ所のトイレの流し水に利用しています。また屋根面と緑化した壁面に雨水を流して夏を涼しく過ごすエコロジーの工夫をしています。

 

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