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マンションにリノベで茶室を作る | 磯村 一司 + 政本 邦彦

所在地 構造規模
東京都
竣工年 延べ床面積

マンションの書斎や納戸、リビングの一部をリノベーションして茶室を造った計画です。

お友達とお茶事を個人的に楽しむだけでなく、お弟子さんにひと通りの茶道教授ができるようにという事で、8畳という広間の席となっています。
限られた既存間取りや給排水設備を検討し、既存のリビングやキッチン、廊下の使い方などをクライアントと相談しながら、茶道口、給仕口、炉の位置、水屋などを決めています。
お持ちのお道具が、江戸間仕様であったこともあり、寸法は江戸間、畳の目数を合わせています。

茶道教授ということもあって、基本に忠実な作りとしています。その分、大工や左官、建具、経師など手仕事の良さを感じてもらう収まりとして、エアコンなども天井に隠し、スリットからの吹出し・換気計画としています。

 

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