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明大前の賃貸併用二世帯住宅[敷地段差をいかした最大容積] | 石井 正博 + 近藤 民子

所在地 構造規模
東京都杉並区 鉄筋コンクリート地下1階、地上木造2階建(SE構法)
竣工年 延べ床面積
2020.7 242.65

道路と1.4mの段差のある敷地に建っていた賃貸併用住宅の建て替えです。完全分離型の二世帯住宅と賃貸住宅(ワンルーム)を、この敷地に建てられる最大限の容積で計画することが求められました。
計画では、土地の段差を利用して道路側に開いた半地下の賃貸住戸を作り、その上に2層の木造をのせ、3層の建物(法的には地下1階地上2階建)として計画。道路斜線や北側からの高度斜線をクリアさせ、住宅地下の容積緩和、準耐火建築の建ぺい率緩和、道路斜線の天空率緩和を使って最大限の床面積を確保しました。賃貸住宅とオーナー住宅は別々のアプローチ(避難経路)を設け、賃貸側は5住戸のワンルーム(法的には共同住宅)として計画。1階に親世帯、2階に子世帯を配したオーナー住宅は、それぞれ外部空間との繋がりをもたせて南東側の広がりと眺望を取り込んだ、完全分離型の二世帯住宅(法的には長屋)になっています。
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