所在地 | 構造規模 |
神奈川県川崎市 | 木造2階建 |
竣工年 | 延べ床面積 |
2023 | 190.67m²/57.67坪 |
昭和初期に開発された住宅分譲地における、戸建住宅の建て替えプロジェクト。
地盤面が前面道路よりも2M程度高い、南斜面の雛壇状の敷地。
かつては敷地北側に寄せて建物が建てられ、敷地南側の庭には豊かな緑が繁茂し、前面道路に緑の背景を提供していました。
かつて3人家族で住んでいた土地に、その子世帯も一緒に住むために、3世代2世帯住宅への建て替えるにあたり、必然的に建物ボリュームが大きくなり、庭の面積が大幅に減少することになります。
そこで、建物そのものを庭の植栽の背景として考え、今後少しずつ手を入れられる庭の植栽が前面道路から大きく見えるように、建物の2階部分をセットバックさせてボリューム感を減らし、また、庭の植栽が前面道路から美しく引き立つように、植栽の背後に見える外壁を濃灰色のざっくりした質感の素材で仕上げました。
photo:Brian Sawazaki Photography / 澤崎信孝
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