建築家が自ら経験した「家を建てる」ということ(設計)@余田正徳

TYH_151203第3回目の本日は「設計」についてです。

建築家として自邸を設計することは昔からの夢でした。
ここからが本領発揮です。

土地を見ておおまかなイメージはすぐに出来ていました。
・建物全体のボリューム感
・アプローチの仕方
・取り込みたい風景と遮りたいもの
・内部と外部の関係
・車の止め方
・などなど
今までの経験を活かし、また今まで出来なかったアイデアを
自邸なので思う存分取り入れようと、ワクワクして設計を始めました。

今まではクライアントのご要望を、建築家として想像・創造していく行為ですが
自邸となると全て自分自身での行為となります。
「本当にこれでいいのか?」
「これがやりたいことなのか?」
「置きに行っていないか?」
・・・。
自問自答で悶々とする日々を過ごしました。
しかも、一人で全て決める訳にはいかず、妻にも確認してもらう必要がありました。
ただ建物に対する好みが正反対なのは知っていましたが
それを整理し設計することは困難を極めました。
「最強のクライアントは妻」とはよく言ったものです・・・。

これまで出来るだけシンプルに設計する「ミニマル・デザイン(※)」が中心でしたが
妻の好みは、私が今まで避けて通ってきた装飾的な意匠、まさに正反対・・・。
どちらかの好みを全面的に出すことも考えましたが
一人で住む訳ではないので、どちらか一人だけが満足することは望みませんでした。
そこで、建築的な部分(空間構成や性能等)は私が中心となり
インテリア(内部装飾や家具・器具等)は妻が中心となり進めることにしました。
ただ、お互いの意見を聞く余地も残し、しかも中途半端にならないように注意して。
私にとっては、装飾的な意匠ははじめての経験でしたが
建築家として、思い切り本気で取り組むことにしました。
やってみると意外と面白い!
新しい発見でした。

たまたまか、他の仕事がひと段落していたため
今しか出来ないと思い、数カ月間、自邸設計に没頭し
お互いが充分に満足できる設計が出来ました。
そして、いよいよ見積です。

「設計」に関しては、特に建築家に相談することが一番だと思います。
何千万・何億もの金をかける一大事業です。
簡単に在り来たりなものを買うのではなく
じっくりを考え、工夫を凝らし、住む人だけの家(建物)をつくる
パートナーとして建築家を選択することをお勧めします。

※ミニマル・デザインとは
 余計な要素をできる限りそぎ落とし、シンプルかつクリアなデザインのこと。

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余田正徳
株式会社YODAアーキテクツ

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