家具とすまい その3 @小林真人

先日、「目黒インテリアコレクション2013」において「家具のある生活」というテーマで展示を行いました。

欧州のビンテージ家具を雰囲気の違った空間に配置したときにどのように見えるか、どのような印象の違いが起こるのかをCGによるシミュレーションというかたちで展示を行ってみました。

  パネル③ パネル④ パネル①パネル②

ビンテージ家具は通常、落ち着いたクラシカルな空間がフィットしそうに思えますが、それを和風の空間、モダンな空間に配置したとき、また違った味わいが出るのではないか?そんな実験です。

同じ家具でも空間の広さや、素材感の違いで印象が異なることがお判り頂けるのではないでしょうか。

住空間の計画と同時に家具を計画し、照明計画なども同時に出来れば、住空間のデザイン的な部分だけでなく、機能的にも可能性を広げられるのではないでしょうか。

小林真人
株)小林真人建築アトリエ

著者情報

小林 眞人小林 眞人

小林 眞人 こばやし まひと

株式会社 小林真人建築アトリエ

『バランス感』と『素材感』を大切にした建築を心がけています。 全体とディテール、都市との関係、実用と芸術・・・ シチュエーションに応じて取るべきバランス点を見極めたいという思いです。

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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守

自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...