家具とすまい その2 @小林真人

今日は先日に引き続き「家具とすまい」の関係性が分かる事例をもう一つ紹介したいと思います。

06 キッチン10 テーブル全体

H邸

リビング・ダイニングまでつづくキッチンカウンターには、クライアントによって選び抜かれたものが置かれ、生活感のある部分はLDKからは見えない場所に設えています。

右の写真はダイニングテーブルです。大きな楕円形のガラス天板は元々所有されていた物でしたが、脚のデザインが気に入っていなかったようなのでこの家に合わせてオリジナルのデザインをして製作しました。

この家では、限られた空間の中に広さと快適性を生む為にどのような家具が必要になるのかを空間と一体的に考えています。

次回は、先日行われた「目黒インテリアコレクション2013」に出展した際の内容をもとに、家具とすまいの関係性をお話ししようと思います。

小林真人
株)小林真人建築アトリエ

著者情報

小林 眞人小林 眞人

小林 眞人 こばやし まひと

株式会社 小林真人建築アトリエ

『バランス感』と『素材感』を大切にした建築を心がけています。 全体とディテール、都市との関係、実用と芸術・・・ シチュエーションに応じて取るべきバランス点を見極めたいという思いです。

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「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...