家具とすまい @小林真人

今週のリレーブログを担当させて頂きます、小林真人です。

今回は『家具とすまい』についてお話させて頂こうと思います 。

住空間において家具というのは、その場所にアクティビティを生じさせるための重要な存在であり、家具の存在があって初めてその場所が本来持つ空間としての役割を果たす事が出来るといえるでしょう。もちろん素材感や色、形状の相性もあります。このように密接な関係にある「住宅」と「家具」は空間デザインをする際、出来れば一体的にデザイン・計画する事で家具にとっても住宅にとっても最も良い関係性を作れればと思っています。

今日はそんな関係性がわかりやすい事例を一つご紹介したいと思います。

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こちらはアメリカ人のお住まいで、お施主様が元々持っている家具に、これから新しくそろえる家具、ご主人の掛け軸や壷などのコレクション、それらすべてをお部屋のどこに配置しどう見せるのかを考えながら計画そのものを進めました。建築空間の中に光をどう取り入れ、空間の素材は何にするか、あるいは照明計画、それらも一体となって、ものと空間の最適な関係を設えています。

住まいを計画をする上で、「家具」について考える事からスタートする事も豊かな住空間を作るための一つのアプローチの仕方だと思っています。

小林真人
株)小林真人建築アトリエ

 

著者情報

小林 眞人小林 眞人

小林 眞人 こばやし まひと

株式会社 小林真人建築アトリエ

『バランス感』と『素材感』を大切にした建築を心がけています。 全体とディテール、都市との関係、実用と芸術・・・ シチュエーションに応じて取るべきバランス点を見極めたいという思いです。

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建築家31会協同組合では、5/28(金)〜30(日)の期間、東京芸術劇場(池袋)で「SMILE HOME展」の開催を予定しておりましたが、東京都でも緊急事態宣言が5月31日まで延長されましたので開催を延期することにしました。 緩和処置により開催そのものは可能なのですが、強い感染力を持った変異株ウィルスの蔓延、連日1000人を超す感染者数が減る兆しも見えない中で、無理に強行することで来場者の皆さまや関係者に被害が及ぶリスクを考えますと今回は開催を見送るべきだと判断いたしました。 多くの方か...