【小さな分譲地の家 ~つづき】 @伊藤明良一級建築士事務所

【小さな分譲地の家 続き】~設計打合記録より~@伊藤明良一級建築士事務所

前回ブログでご紹介した小さな分譲地+変形敷地での家 の続きをご紹介します。

計画建物の規模は地上3階建,延床面積合計約112㎡(約33坪)。

敷地は比較的南北に奥行を確保できるので、建物を南側寄せて3階建てのボリュームを

確保しました。3階には花火大会を鑑賞できる屋上バルコニーを設置しました。

中洲のような土地に建つ住宅には無理な大きな窓を設けずに、生活のシーンごとに外の様子を伺えるよう視線の抜け・絞りを意識すること、そして上下の階を結ぶように吹き抜けや高天井を設けることで3階建て住宅内部の生活を緩やかに繋げることを意識しました。

著者情報

伊藤 明良伊藤 明良

伊藤 明良 いとう あきら

伊藤明良一級建築士事務所

~すまいづくりのお手伝い~ すまいづくりは、ひとやモノそして資産が大きなボリュームで移動します。その大きなエネルギーを消費しながら生まれたすまいは、完成後時間とともに姿(ありさま)を変えていきます。 そんな建物の生涯の愛おしい一瞬に携わる、責任ある一人としてお手伝いをさせて頂ければと思います。

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「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守

  調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...