10年経ったその後は…@栗原守+小泉拓也

今週のバトログを担当しています「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。今回のバトログでは、住宅が完成した後について書いています。

 月日が経つのは早いもので、現場工事の記録写真をデジカメで撮っていたのがスマホになり、FAXがメールに変わってもう幾年月。住まいの在り方も変化していきますが「呼吸する住まい」はどんな時代でも普遍的でありたいと思います。

 お引渡しをして10年くらい経ってくると住宅の気になる所がいくつか出てきます。外壁の汚れ具合やアプローチ門扉やデッキテラスの劣化、建物の内部では生活空間に問題がなくても小屋裏に雨漏りしていないか、床下にシロアリが発生していないか。伺って状態の確認をしてメンテナンスの必要な所をご提案させていただきます。

①足場をかけてメンテナンス

外壁に汚れが目立つ、夏に2階の部屋が暑いなどの相談をいただくことがあります。外壁を洗浄して吹き付け直し、屋根に断熱塗料を塗るなどの提案をいたします。作業には建物のまわりに足場をかけますので費用と工期がある程度必要になります。

足場をかけて外壁の再塗装を。

②小屋裏、床下のメンテナンス

施工していただいた現場監督さんと協力して、点検口より小屋裏と床下の状況確認をいたします。小屋裏内では木の乾燥状態や金物のゆるみ具合、雨漏りの跡がないか確認します。極稀に小動物の侵入がないか確認することもあります。床下内では給排水管から水が漏れていないか確認します。シロアリの被害にあっていないことを確認して、建築主さんが安心してお住まいいただけたらと思います。

小屋裏の確認
床下の確認

 自然の素材や自然エネルギーをできるだけ有効に利用する「呼吸する住まい」は、建築主さんとともに2人3脚でつくる住まいです。そして施工していただいた工務店さんと一緒にメンテナンスをして、末永くお住まいになっていただけたらと思います。

光設計/栗原守+小泉拓也

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