一年点検のその後は…@栗原守+小泉拓也

今週のバトログを担当しています「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。今回のバトログでは、住宅が完成した後について書いています。

 一年点検が終わると、完成した住宅に関わる設計者としての出番は減ってきます。生活に支障がなく、安全で充実した日常を送っていただけていることと思います。日々の生活の中で内装に傷や汚れも少しずつ増えていくと思いますが、自然素材の家は「経年美化」といって住む人の色に染まり、とても良い味を醸し出してくれます。そこで、年月が経ち住む人や生活にも少しずつ変化がでてくる時期にご相談があった事例をまとめてみました。

①子供室

 設計中はまだ幼かった子供たちが、中学生くらいに成長して「自分の部屋を持ちたい」と言う時期になりました。完成当初は8畳程度の部屋を兄弟で使用していた遊び部屋を、勉強部屋として間仕切り壁や収納を作って2部屋に分けるプチリフォームをすることがあります。設計中から建築主さんと打ち合わせをしてご提案をしていますので、入り口も照明も追加することなく対応できるようになっています。

子供室:将来簡単に2部屋に分けられるようになっています。

②デッキテラス・植栽

 自然を暮らしに取り込むために「中庭」や「デッキテラス」を設けることがあります。四季を感じることができ、浴室の外に「坪庭」を設ければ露天風呂感覚が味わえます。しかし、外の空間なので紫外線や雨風で汚れなどが目立ちやすい場所でもあります。外部に使用した木部には4〜5年くらいで再塗装をすることをおすすめします。

 植えた時は背丈と同じくらいだった植栽も、住む人と一緒に成長して2階の窓から見えるようになり道路や外壁に枝を伸ばしていきます。定期的に剪定をして素敵な街づくりのアクセントになってくれると思います。

植栽は時の経過で素敵な街づくりのアクセントになってくれます。

10年経ったその後は…(つづく)

光設計/栗原守+小泉拓也

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