8月7日夕方:「老人福祉施設PJ」ブレーンストーミングを兼ねた会食
本日は夕方から「自分自身が入居したい老人福祉施設を建設したい」という、とある医療法人の代表のかたと会食です。
義父義母が入居する老人ホームを探した時に、気をつけてみると有料領人ホームや地域のケア施設など多くの唐人福祉施設があるのですが、幼稚園保育園は建築的な魅力のある施設が普通になったのに対して、老人福祉施設はなんともいえない収容所のような施設が多くて愕然としました。お金を出せば駅に直結したような高級サ付マンションはありますが、すでに足が悪く要介護3なので、特別擁護老人ホームを探したところ、義父義母を入居させたいと思える「終の栖(すみか)」がほとんどなく、結果的には日本建築家協会(JIA)の先輩建築家・野生司義光さんが設計した「青葉台ヒルズ」を知っていたので、見学させていただきとても素晴らしい建築とスタッフに即決して入居を申請、運良くほどなく入居が認めれれて、現在とても快適に過ごしています。
「終の栖(すみか)」となるであろう福祉施設をもっと魅力的な建築にして、最晩年を豊かに過ごしていただきたい、そう強く思っていたところに、お声がけをただきました。ぜひとも取り組んでみたいテーマです。
候補地探しに並行しながら、チーム編成と事業計画・資金計画、建築企画の方針策定に向けて、意見交換しました。
いわゆる「サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)」なのですが、高齢者だけに限定せずに若者も受けいれ可能な20人程度の「シェアハウス」みたいな感じががいいなぁ、と構想をお聞きしました。
「シェアハウス」はまさに今年度の二級建築士 設計製図試験の課題テーマで、自分自身も資格学校で講義を持って学びながら教えていいるところです。
実際の事例を踏まえて想定した課題がだされる、共通の趣味を介して高齢者と若者が同居するシェアハウスもあり、今の時代の要請なのでしょうね。
事業計画については不動会社でもあるコンサルタントとの協働を打診していて、近日、面談を予定することに。
候補地の選定に並行して、実 現に向けて数字面や建築企画の面でもサポートいただく予定です。
どのような方向になるか楽しみです。
お店はクライアントが用意してくれた自由が丘「すし屋の磯勢」。初めてのお店に期待が高まります。
夏のご馳走、大好物の鮎の塩焼きにテンションがあがります。
お刺身にお寿司、椀ものと冷たいビールと冷酒で舌鼓。
しかもクライアントにご馳走になってしましました。ありがとうございました。
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中野区の「自然素材の平屋の木の家」は平屋の約33坪の住まいです。建築主さまのご厚意により2025年9/20(土)完成現場見学会を開催させていただくことになりました。リビングダイニングとつながる大きなデッキテラスで内と外の暮らしを楽しむことができる平屋の木の家です。 無垢の木や左官の薩摩中霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉などの自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを検討中の方のご参加をお待ちしています。時間指定で3組限定の見学...