西川材をつかった木の家 @栗原守+小泉拓也
今週のリレーブログを担当します「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。
「呼吸する住まい」をご提案、お手伝いしています。今週のリレーブログでは
先日竣工した「小さな木の離れ」について書いてみたいと思います。よろしくお願いします。
NPO法人「西川・森の市場」でお会いして設計がスタートしたご夫婦は、木のぬくもりを感じられる住まいをご希望でした。また、木や山の生産者、大工さんと顔の見える関係で家つくりをすることに関心がありました。そこで実際に山の木の伐採を見学して、製材したものを家のどこに使用するか一緒に考えながら設計を進めました。
伐採した杉の木は、大黒柱とサッシ木枠やフローリングなど生活で触れるところに利用しました。そのほかの天井材や階段、化粧梁もすべて西川材を使っています。木の伐採からのスタートなので完成まで約2年でしたが、木の香りがあふれた空間に大好きな絵や本が並び、ご家族の楽しい声が聞こえる住まいになっていくと思います。
光設計/栗原守+小泉拓也
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...