住まいの可動家具「収納付きベッド」@古川達也
住まいの可動家具実例「収納付きベッド」のご紹介です。発想のもとは、寝室に重くて大きいベッドを置くと、寝室以外のナニモノにも使えないよね?というクライアントのお悩みでした。
限られたスペースです。寝室が主な活用であっても、例えば、時々ホビールームや作業部屋に変身。子供の遊び場になったり、大勢の来客を迎えたパーティーの控室になったり。ベッドが簡単に動かせたなら、快適で楽しいということになりました。
以前に設計した【山見の家】
主寝室のベッドを、キャスター付き収納ボックスで構成。天板に布団マットを敷くことで、ベッドに近い活用が出来ます。収納ボックスには布団がしまえるので、他のスペースに頼ることなく、夏・冬布団仕様の入れ替えも出来ます。
実は、この住まいの主寝室は玄関のお隣。分割されたボックスを移動し、玄関スペースで来客と簡単にお茶菓子を楽しんだり出来る、縁台のような使い方も出来ます。もはや主寝室の単なるベッドを超えて、完全に別物になっているとも言えます。笑
住まいの可動家具は、暮らしの便利を追求することで生まれ、さらに、工夫ある暮らしを創造する「きっかけ」となるように思います。皆さまのオリジナル可動家具。ぜひ、お住まいとともに発明しませんか?
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「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...