住まいの可動家具「畳台」@古川達也
「住まいの可動家具」一度据えたら、ほとんど動かさない重厚な家具の魅力もありますが、融通がきくのは動かせる「可動家具」。限られた空間の利活用を手助けし、さらに暮らしの幅も拡がるのではないかと思っています。
本日は、住まいの可動家具実例「畳台」。発想のもとは、銭湯にあった畳ベンチでした。あまりに心地よく、こういうモノが住まいにあったらいいなあ~ということになりました。
以前に設計した【洗たく屋さんの家】居間の中心に、畳敷きの移動できる台を計画。3畳大で高さ40センチ。大人2人いれば、移動させ部屋の中で位置を変えることも可能です。下部は、キャスターの付いた可動収納で、使いたい座布団や枕も、即出し入れ可能!
ダイニングチェアの一部となる柔らかな畳。お酒で酔ったらそのままゴロ寝。座ってよし寝転んでよし、様々な格好や行為を受け入れます。
大人数が集まる際は、台の上にクロスを広げ、宴会モード。即席の大テーブルとなります。下部のくぼみ。実は、周りにヒザが入り、座り易くする工夫でした。
おおらかな「畳台」快適さがつめ込まれています。
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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...