窓について/松庵の家@菰田晶

「限られた条件の中でどのように窓をつくるか」

よく聞く旗竿敷地という言葉。この家は本当に旗竿の形、4方向ともぐるりと囲まれた家です。2回目はそんな敷地に建つ「松庵の家」に焦点をあててみたいと思います。

131225松庵の家 トップライトとハイサイドライト  131225松庵の家 階下に落ちてゆく光

写真:右 二階のハイサイドライト、トップライトが照らすリビングスペース。 写真:左 階段を通じて階下に落ちてゆく光。  撮影:新 良太

主に光を取り入れられるのはトップライトと南に向いたハイサイドライトのみ。かろうじて南隣の家の屋根を越えてハイサイドライトをつけることができました。貴重な光は家の中心につくったオープンな階段室から1階へとおちてゆきます。

松庵の家 1階隙間から差し込む光

写真 隣家の隙間から差し込む光  撮影:新 良太

1階はほぼ隣家に囲まれ、階上からしか光の入ってこない状態ですが、1箇所だけ家と家の間に隙間が!午前のひとときの光を取り込む窓ができました。

松庵の家 ロフトから空を眺める

写真 ロフトから空を眺める  撮影:新 良太

ロフトは収納空間であるとともにお父さんの避難スペースです。ちょっと考え事をしたい時、ロフトに登り…声は聞こえど、ごろりと横になり、空を眺めてひと時を過ごす。トップライトはそんな窓でもあります。

菰田真志+菰田晶
有)菰田建築設計事務所

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オープンハウス(完成見学会)2/29 東久留米の ‘yin-yang’ house @七島幸之+佐野友美

この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った「東久留米の 'yin-yang' house」が完成致します。 お施主様のご厚意によりオープンハウス(完成見学会)を行わせて頂く運びとなりました。 高台にある、落ち着いた雰囲気の分譲住宅地、その行止りに位置する旗竿敷地。 敷地の地盤面がアプローチの道路から更に2.3M程高く、道路レベルから敷地内の様子は窺えない。 コンクリート・木・金属の素材感 光を吸収する面、バウンドし、砕く面 明暗のコントラスト、光と影の図形 ...