お引渡しのその後は…@栗原守+小泉拓也

今週のバトログを担当します「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。「呼吸する住まい」をご提案、お手伝いをしています。今週のバトログでは「お引渡しのその後は…」について書いてみたいと思います。よろしくお願いします。

「素敵な住宅が完成しました!ありがとうございました!」

お引渡しの時に、そんな言葉を建築主さんに言っていただけると、こちらもとてもうれしくなります。設計時や工事中に頻繁にお会いして打ち合わせをしてきたので、お引渡しをしてしまうと寂しくなってしまう気持ちもありますが、お引渡し後は建築主さんとはメンテナンスを通して長いお付き合いとなります。「お引渡しをして新しい生活が始まると少し不慣れで戸惑うかもしれませんが、気になることがあれば些細な事でも連絡をしていただければと思います。」と、いつも伝えるようにしています。

自然素材を内装材として使い住まい全体が自然の状態で呼吸する住まいは、四季により多少変化することがあります。そこで竣工してから1年後に工務店さんと一緒に伺い「一年点検」を実施いたします。自然素材の持つ性質として木の伸び縮み、土壁の割れ(ヘアークラック)、時には松脂が出てくることもあるのですが、比較的多いご相談と確認事項をまとめてみました。

①引戸

廊下と居室の間の木製引戸や脱衣室の引戸は、温度の違いや湿気により動きが鈍くなったり擦れたりすることがあります。風通しのために「ランマ」を設けるのですが、開けっ放しや閉めたまま一年経ってしまうと引戸が固まっていて動かなくなることがときどきあります。季節の変わり目などに定期的に引戸を動かすことを建築主さんにおすすめしています。

引き戸は定期的に動かすことをおすすめしています。

②設備機器

換気扇や便器、照明器具などの設備機器の保証期間は、ほとんどが1年になっています。一年点検のタイミングで、異音や水量が低下してきたり電球がつかないなど不具合がありましたら無償で点検や交換が可能です。「快適でエアコンを使わなかった」とうれしいご報告もありますが、稀に故障に気がつかない場合もありますのでシーズンごとに一度は運転することをおすすめしています。

設備は10〜15年で更新が必要になります。

一年点検のその後は…(つづく)

光設計/栗原守+小泉拓也

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