白い家 @たなべけいいち
今年、「白」にこだわった住まいをお手伝いしました。

テラスライフ、アウトドアライフを大切にされるクライアントで、シンプルライフを求めることから「白」に想いを持たれたクライアントでおられたので、建築プランでは建物のボリュームを工夫し、太陽の動きで色々な陰影がつくように設計しました。
白い住まいを望まれるクライアンは多くいらっしゃいます。
やはりシンプルなイメージを持ちやすいからでしょう。
ただ、一般に白い外壁であっても、少し色味がついたホワイトが多く、アルミサッシュの「ホワイト」もメーカーはホワイトと分類していますが、実際に使う予定の「白」と比較すると、まるでクリーム色です。

もし、この外壁にこのホワイトサッシュを採用すると、黄色味の強い枠が目立つことになり、がっかりした結果となったでしょう。
白い家を求めるなら、当初から主となるホワイトをきちんと見据えて、素材の色味をまとめていく必要が必要になります。
次に気になるのは、やはり白い外壁を如何に保てるかです。
安易に考えていると、汚れや水垂れなどが目立つようになり、初めのキリッとした白がぼやけてきます。
そのためには素材も吟味し、少し高価でも汚れがつきにくい素材を選ばれることをおすすめします。
このお手伝いした住まいでは、光触媒塗装で特に白が際立つ材料を採用しました。
白い家 @たなべけいいち住まいには色々な素材が使われますので、特にシンプルな空間を求める場合は総合的なデザインバランスなどが非常に大切になりますから、設計家に委ねることをお勧めします。きっと想いを満足できる結果を得られるでしょう。
>>田邉 恵一/株式会社田辺計画工房 建築家31会のページ
>>株式会社田辺計画工房のHP
− 最新イベント情報 −
2025年9月20日(土)「自然素材の平屋の木の家」完成現場見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
中野区の「自然素材の平屋の木の家」は平屋の約33坪の住まいです。建築主さまのご厚意により2025年9/20(土)完成現場見学会を開催させていただくことになりました。リビングダイニングとつながる大きなデッキテラスで内と外の暮らしを楽しむことができる平屋の木の家です。 無垢の木や左官の薩摩中霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉などの自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを検討中の方のご参加をお待ちしています。時間指定で3組限定の見学...