室内のバリアフリーは当たり前ですが @菰田真志+菰田晶
今週のリレーブログ担当の (有)菰田建築設計事務所 菰田真志+菰田晶 です。
今日はバリアフリーについて書いています。
今更バリアフリーなんて当たり前というのはそのとおりなのですが、
最近気になるのは、室内のバリアフリーではなく、アプローチのバリアフリーに関してです。
最近の住宅は、特に住宅性能表示等を取得する場合に、基礎の高さが高めに規定されています。
それ自体は悪いことではないのですが、床の高さと外部の敷地レベルのさが大きくなるので、その段差解消をきっちりやらないと急な階段からいきなり玄関というような安易な設計の住宅が非常に多く目につく気がしています。
いくら室内がバリアフリーが当たり前になっても、住宅性能表示のランクが高くなっても、これでは全く意味がないと感じています。
緩やかな階段やスロープは計画段階でしっかり計画しておかないと実現できません。
道路と敷地、敷地と床の高低差をしっかり考慮した外構計画、アプローチ計画を行うことで、解消できることですので、しっかり考えてゆきたいものです。

車椅子を前提としたアプローチ計画
(有)菰田建築設計事務所
菰田真志(こもだまさし) + 菰田晶(こもだあき)
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