車カーのためのガレージハウス設計図と注文住宅の間取りと車庫
私にとって、クルマはライフスタイルに欠かせないアイテムといっても過言ではないでしょう。趣味としては他にも色々ありますが、クルマは趣味を超える存在です。
私のクルマに対する想いから、自宅はガレージを併設した住まいとして建てたのがきっかけで、今まで多くのガレージをもつ住まいのお手伝いをしてきました。
住まいとガレージが一体となった住まいを「ガレージハウス」といいますが、この言葉はガレージ(garage)と住まい(house)を一体とした和製造語で日本では欧米のようにガレージを独立させるような敷地に余裕がないために生まれた、日本独自のカテゴリーなのでしょう。
ガレージを望まれるクライアントには、様々なクルマとの付き合い方や夢があり、「コレクションのためのガレージ」、「自らメンテナンスをして旧車を大事にするガレージ」、走らせることが目的のクルマを「めでることができるガレージ」、「レースのためのクルマのガレージ」などなど、その都度ガレージの作り方は変わります。
空間もまるでリビングにクルマを持ち込んだようであったり、隠れ趣味部屋のような作りも考えられ、まさにガレージは格納スペースではなく、書斎やアトリエ、こども部屋と同列の扱いで住まいに組み込まれることになります。
ただ、さまざまな個性をもたせたガレージも、共通することはどれも前面道路に面し、住まいの顔となるエントランスより大きな存在として街並みに主張しています。またエントランスに付随する空間として、さらには趣味空間としての存在を持つがゆえに、決してないがしろにできないスペースでもあります。
クルマ好きなみなさん。クルマへの想いを共有できる建築家と、オンリーワンのガレージを作ってみませんか。
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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...