無垢木材フローリングに表面保護防水防汚ナチュラルオイル塗装
こんにちは、今週のパトログを担当する建築家の高野です。
あれよと言う間に水曜日で、パトログを楽しみにしていただいている皆様には申し訳ありませんと思いつつ、待った無しで進んでいる埼玉の現場に奔走していました。今週はそんな私の日々の設計活動を書いていきますのでお付き合い下さい。
高野の午前中はスケジュールの確認とメールのやりとりをしているのですが、今日はそんな中、岡崎製材さんが訪ねていらっしゃいました。飛び込みだったのですが、製品の紹介をということでカフェに移動してお話を伺います。
ご紹介頂いた中でとても興味をもったのはこの床材
一見なにも変わった所の無い無塗装フローリングなのですが、実はこの状態でオイルで仕上がっています。
オイル塗装は肌触りを残しながら汚れや耐水性を向上させる為に必要で、普通は濡れ色になって色が濃くなるのですがこの床材はなっていません。無塗装材のナチュラルな雰囲気を楽しめるという品物だそうです。材種はタモ。
出された時には無塗装品にしか見えませんでしたが、手にとって見ると
しっかりと輝きがあって、オイルで仕上げていることが解ります。綺麗です。
「ナラやタモは濡れ色になる時に黄色みが出るので、それを嫌うお客様の為につくりました」とのこと。 また、「都内の狭あいで3階建てを考える時に、暗くなりがちな部屋で少しでも明るさを保つ為に」ということで製品の開発コンセプトに共感しました。
白く染色した床材もあるのですが、木、本来の色を楽しみたいという方には向かず、
この材はそんな方にお勧め出来るものとして注目です。
今日はこの他に浮づくりのナラフローリングのサンプルをお願いして打ち合わせ終了。
来週届くということで楽しみです。
午後は近所の鉄鋼所にレンジフード制作の依頼に行ってきます。
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