上下分離の二世帯住宅の間取りプラン設計比較
当初お客様ご自身は、住まいをハウスメーカー様に依頼するか、設計事務所に相談するかを迷われていました。双方の長所短所をまずは説明しました。さらにご友人の勧めにより、設計事務所に相談する方が様々な課題(間取り・金額費用)を納得して造れると判断され、ご相談を頂きました。
二世帯住宅でどのように暮らすかを考え始めると同時に、ご両親と若夫婦の住まいの場所を左右に並べるか、上下に重ねるかを検討しました。ご家族皆さんの意見は、皆で集まって行う打合せや、個別にお話しを頂く形でもお聞きし、私建築家を介してまとめていきました。
ご家族の前では言いにくい希望や願いも建築家本人が受け取り、設計に反映していきます。個人的な願いも、家族皆が受け入れられる内容に変えて説明し、ご承諾を得て参りました。
新婚の若夫妻の生活スタイルを考えたとき、お二人もすぐには定められなかったことから、「これから定まっていく」ことを前提として、間仕切や細かい造作を敢えて造りませんでした。間仕切もなく天井も高い大空間になり、考えながら暮らしを創ることにしました。
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...