歯科医院クリニック併用住宅の工事費を安く建てる設計工夫

東京で既に開業して診察をしていた歯科医師先生が、東日本大震災の影響によるご家族の都合により、故郷福島県いわき市で歯科医院クリニックを移転開業することになりました。お住まいもいわき市に移されるので、歯科医院クリニック併用住宅となりました。

当方にご相談を頂く前、先生のお悩みは、「だれに相談して良いか判らない」「どんな順序でことが運ぶか判らない」という不安で一杯だった模様です。ご相談を頂いた際、私が先生に答えた内容は、今から開業までの工程表を作り、ものごとの順序と関わる担当人物、そしてそれぞれに必要な費用金額を概略でも示しました。そして建築家である私が、最初から最後まで先生の横にいて道先案内人のようにサポートすることも付け加えました。先生も概略は判って居られても、ハッキリとはしておらず、さらに最後まで一人の担当(私)が付いていてくれると云う点でご家族までもが納得され、正式に設計監理業務のご依頼を頂きました。

いわき歯科併用住宅02-外観遠景-縦-

設計が始まり、歯科医師先生の課題は、予算が少ないことでした。そこで様々設計にも工事のお願いも工夫をすることにより、予算を抑えた建物計画にする方針としました。

工事金額を安くするための工夫 は、

・建築工事の工務店様選びを工夫する
・金額を安くする設計工夫
・設備機器の仕入れをお客様が行い支給する工夫
・エアコンをネット購入して支給する工夫
・家具の購入工夫
・歯科機器の購入工夫

 → 関連解説記事「歯科医院併用住宅を安く建てる工夫」

 → 関連解説記事「特別なコストで家を建てる方法」

以上をひとつひとつ工夫して支払い金額を抑え、全体金額を当初の予算の範囲に収めた計画としました。

いわき四倉あなだ歯科併用住宅17-診療室1

北島俊嗣
北島建築設計事務所

 

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