上下分離の二世帯住宅の間取りプラン設計比較
当初お客様ご自身は、住まいをハウスメーカー様に依頼するか、設計事務所に相談するかを迷われていました。双方の長所短所をまずは説明しました。さらにご友人の勧めにより、設計事務所に相談する方が様々な課題(間取り・金額費用)を納得して造れると判断され、ご相談を頂きました。
二世帯住宅でどのように暮らすかを考え始めると同時に、ご両親と若夫婦の住まいの場所を左右に並べるか、上下に重ねるかを検討しました。ご家族皆さんの意見は、皆で集まって行う打合せや、個別にお話しを頂く形でもお聞きし、私建築家を介してまとめていきました。
ご家族の前では言いにくい希望や願いも建築家本人が受け取り、設計に反映していきます。個人的な願いも、家族皆が受け入れられる内容に変えて説明し、ご承諾を得て参りました。
新婚の若夫妻の生活スタイルを考えたとき、お二人もすぐには定められなかったことから、「これから定まっていく」ことを前提として、間仕切や細かい造作を敢えて造りませんでした。間仕切もなく天井も高い大空間になり、考えながら暮らしを創ることにしました。
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9/8 (木)11:00~インスタライブ開催 鋼鈑商事&建築家31会
9月8日(木)11:00より、「どこでも光窓」を紹介するインスタライブを行います。 都心のような住宅密集地ではお隣の家との距離が近く、窓を付けても自然光が入りにくいというお悩みがありませんか? 自然採光装置「どこでも光窓」は、「光ダクト」と呼ばれる、内側が鏡のような筒状の部材に自然光を反射させて暗いお部屋を明るくできます。 https://hikari-duct.jp/ 今回は実際に住宅密集地で「どこでも光窓」を採用した住宅にお邪魔して、明るさのイメージをライブでお伝えし...