「玄関土間のある家」の家づくりにおける主婦・母親目線の家事動線やアイデア@幸田真一

家づくりの時のオーダーとして最も尊重しなければならないのが、家に多くの時間居ることになる主婦、母親のご意見。耳を傾けると出てくる出てくる、毎日ルーティーン化している家事を無駄なく効率的にさばくための家事動線や、ちょっとのスペースも無駄にしないちょっとしたアイデアたち。

設計の中で会話をしていると、色々な考え方や個性があってとても興味深いです。今回の事例は、小さなお子さんが3人いらっしゃる「玄関土間のある家」。いつも子供中心に考えていらっしゃる笑顔いっぱいのとても優しい奥様との設計やり取りの中から生まれた実例をご紹介します。

(アイデア1)子供達が元気に帰ってきてキッチンのお母さんにただいまーと言えるような玄関土間。お父さん含めてこっそり家に帰ってくることなど到底不可能。家族の顔が見えるプランニングです。ただ、玄関から室内が丸見えにならないように配慮しています。

(アイデア2)土間との床の段差も見逃さない、靴入れ。普段履く靴はいちいちしまうのは面倒なのでここに収納。扉をつけることで急な来客時も整理できます。

(アイデア3)キッチン前のスタディコーナー。宿題が終わらないと遊びに行けません。キッチン作業をしながら宿題を見たり、おやつや朝食などを対面で簡易に食べたり出来ます

(アイデア4)スキップフロア家族の本などを収納するライブラリーコーナーをリビングに設置。幼い時は一人1列の3人分のおもちゃ置場になります。

(アイデア5)比較的大きなキッチンが入っていますが、コンロの横に絶対に臨時作業スペースをつけたいとのことで設けた折りたたみカウンター。個性的なご要望もオーダー住宅ならでは叶います。

(アイデア6)階段上の無駄なスペースも見逃しません。折りたたみカウンターを設けて洗濯を畳むコーナーになりました。

以上、注文住宅だからこそのこだわりの事例でした。

 

【HP】幸田真一建築設計事務所

【ブログ】建築家幸田真一の家づくり日記

【facebook】幸田真一建築設計事務所

著者情報

幸田 真一幸田 真一

幸田 真一 こうだ しんいち

幸田真一建築設計事務所

「どのような暮らしをしたいかを考えること」 家づくりで大切なのは、大切な家族とどのような暮らしをしたいかをたくさん想像することです。 降り注ぐ柔らかな光を感じ、微かに感じる風の匂い。庭先の四季の移ろいに癒される、そんな心地よい暮らし方です。 私たちとの家づくりはそのような建主の想いから始まります。その思いが言葉となり、空間となっていく過程は設計を専門職とする私たち建築家とだからこそできる、家づくりです。 明るくて気持ちのよい家。安全で機能的な優しい家。そして、あなたらしい家。私たちは何一つ欠くことなく、あなたの目線と同じになって家づくりを楽しみます。 "あなたにとって良いデザインと良いおもてなしを。"

− 最新イベント情報 −

築15年を経過した「自然素材を使った木の家」見学会のお知らせ 11/21 @小泉拓也+栗原守

自然素材を使った木の家は手入れが大変そう、何年かすると傷や汚れでいっぱいになりそう、シミがついたり割れたりしていそう…..。自然素材の木の家にしたいけどそんなことが気になっている方に見て欲しい見学会のお知らせです。 築15年を経過した「自然素材を使った木の家」の見学会を11月21日(土)に開催します。2005年7月に竣工した「喜多見エコハウス」(自邸)です。15年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともにどのように変化しているか、珪藻土や月桃紙などが15年を経過してど...