鉄筋コンクリート(RC造)での建物の造り方@小林眞人
鉄筋コンクリート(RC造)での建物の造り方は
ざっくりと言えば
型にいれてつくるお料理やお菓子と全く同じで
そのスケールが違うだけです。
通常型枠は合板でつくるのが最も一般的で、現場で型枠専門の大工さんが
加工して組み上げます。
その中に鉄筋を組み入れて、最後にコンクリートを流し込み
2週間ほどの時間をかけて固め、固まったら型を外す。
↑ こんな感じです
具体的な事例写真をお見せします
↑壁の外側に型枠を組んで
その内側に鉄筋を組みます
↑その後に内側の型枠を組み
床を支える型枠を組み,それを支えるパイプ脚をたてます
↑床を支える型枠を組み終わってから
床の鉄筋を組みます
オレンジ色の管は電気の配線を通す為のパイプです
↑小さな現場の事例です
現場を外から見るとこんな感じです
↑街でよくみかけるミキサー車
試験練をしたコンクリートのプラントから このミキサー車が
現場までコンクリートを運んできます。
ミキサー車はコンクリートが分離・硬化しない様に
ドラムをゆっくりと回転させながら現場まで運ぶのです。
↑現場に運ばれてきたコンクリートも試験・チェックをします
ここで採ったサンプルを1週間後・4週間後に
破壊試験をして、現場でのコンクリートがきちんと設計どおりの強度を
確保できているのか?あるいは型枠を取り外すタイミングの参考にします。
↑現場に到着すると ポンプ車にコンクリートを
載せ替えてポンプ車がノズルの先までコンクリートを
圧送します。(正面に見えるのがポンプ車です)
↑コンクリートを型に流し込むのをコンクリートの打設といいますが
一発勝負なので当日は多くの職人さんが参加して行います。
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...