医院クリニックのコロナウイルス感染防止の手洗台位置
2020年初頭に新型コロナウィルス(小人受給)が流行しはじめ、その感染拡大防止の観点から店医院クリニックのプランについても特段に関心が持たれた部分がありました。
感染拡大の防止の手洗いうがいの習慣の徹底が大きく効果をあげていることが取り沙汰されて、外部から室内に菌ウィルスを持ち込まないようにするための手洗いうがいを行う水回り設備を出入り口付近に設けるというあらたな常識が生まれたように思います。
そこで2020年、2021年に計画、設計、工事がなされたクリニックにおいて、手洗い洗面台について様々な検討と想定が行われて、各クリニックにおいて工夫がなされました。
各クリニックは、場所、広さ、状況、間取り等が全て異なります。よって同じ方針、同じ設置方法が間取りが異なる中で、いかに菌ウィルスを院内に入れないか、と言う観点でそれぞれが検討されました。
手洗い洗面台=トイレとは独立させる
そもそも手洗い洗面台はトイレの中もしくはトイレの手前に設けられて、トイレが設けられる場所に付随して設けられていました。
しかしながら今状況においては、トイレとは全く別のものとして考えられ、独立して洗面台を設ける考えとなっています。逆に手洗い洗面台にトイレが付随したとも言えると思います。
玄関に近くに設ける
院内に菌ウィルスを持ち込ませないという方針ですから、理想は出入り口の外のすぐ横に手洗い台があれば、そこで洗い流して院内に入れば良いのですがそれは実現できないため、出入り口玄関から入った直ぐに手洗い洗面台が設けられることが多くなりました。
歯科医院(山口歯科医院様)
出入口入って、受付に進む間にトイレとは別にされた手洗い洗面台が設けられました。
感染症専門医院(にじいろクリニック新橋様)
出入口入った場所から見える場所に手洗い洗面台が設置されました。
心療内科(高津心音メンタルクリニック様)
出入口入って直近に、トイレとは独立した手洗い洗面台が設置されました。
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