建築家が考えた公募型プロポーザルコンペ落選蹉跌の計画案

今週のばとろぐを担当する石川利治です。今回は私が過去に行ったご提案の中で、何らかの理由で実現しなかった計画案について記してゆこうと思います。いわゆる数々の失敗、敗戦の様子を振り返ると云う少々後ろ向きの内容になりますが(苦笑)、そこから次に繋がる何かが見つけられれば・・・と期待しつつ、記してゆこうと思います。一週間、おつき合い頂ければ幸いです。

最初の案件は、2003年に行われた公募型プロポーザルコンペで「三重県熊野古道センター」です。当時は世界遺産登録を目指していた時期で、情報発信や研究・保存活動の拠点施設としての機能が求められていました。募集要領には、地産材(木材)お活用が望まれており、計画案も自ずと木造で実現可能な提案を行う事になりました。計画案の目玉は、木造HPシェル構造を採用した屋根、天井部分です。ランダムに開口された天井から光が内部空間に降り注ぐ、古道を覆う高木の隙間から木漏れ日が差し込む様子をイメージしました。

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実は、このコンペは3名の連名での協同提案でした。これに関しては、良かった面と悪かった面があったと感じます。良かった面としては、客観的な目で計画案をまとめる事ができた事、1人では思いつかない様な新たな発想が生まれる事等です。逆に、悪かった面としては、合議制によるデザインは、中途半端な結果になりがちと云う事です。お互いの個性が相乗効果を生めば、より良い提案となると思うのですが・・・正直、中々難しい話しなのです。

こちらの計画案は、おかげ様で佳作に入賞する事ができました(・・・と云うよりは、一次審査で敗戦したと云う事なのですが)。結果が残って良かったという反面、共同作業の難しさを改めて感じる事になりました。

石川利治
3*D空間創考舎一級建築士事務所

建築家31会 からの お知らせ

来たる10月13・14・15日の3日間、新宿パークタワーにて、建築家が実際に設計した住宅などの写真・模型を持ち寄って、家づくり相談会を開催します。

会場には100個の実例を展示して、建築家本人が居り、家を建てたいお客様の悩みや相談に応えます。

・家づくりをお考えの方
・敷地や予算に厳しい条件がある方
・建築家の話しを一度聞いてみたい方
・今相談している先に疑問がある方
・店舗や医院、賃貸建物を検討している方
・リフォームか建替えか迷われている方

客観的な視点からお客様の選択肢を提案して、より真っ当な内容と費用で実現していますので、この機会にどうぞご来場ください。

建築家31会 家づくりトークショー・展示・相談会 vol.26
日時:2017年10月13日(金)~15日(日) 10:00〜18:00
会場:新宿パークタワー1F・ギャラリー3

建築家の実例説明トークショー
・二世帯住宅集まって住む家の設計事例 建築家説明トークショー
・都市東京に賢く家を建てて住む 建築家説明トークショー
・失敗しない住宅リフォームリノベーション 建築家説明トークショー

 

建築家31会では、お客様の家づくりのお手伝いをさせていただいています。

設計事務所というと、

・どこにいるかわからない
・誰を選んで良いかわからない
・とんでもないことをされてしまうのではと心配

そこで、私達の特徴として、31人(組) 経験実績、得意分野、地域が異なる建築家が集まっているので、

・お客様が建築家を選べられる
・お客様に相応しい建築家を推薦出来る

と、安心して建築家を選んで頂けるようになっています。

どうぞ下の相談フォームへのボタンから、お客様のご相談を建築家31会にお送り下さい。お客様の予算やスピードに合わせて建築家を選んでいただき、希望の家づくりをお手伝いさせていただきます。

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