普段使いの小空間で寝転べる客間にもなるリビング隣の畳スペース
前回にひき続いて 畳 をテーマに書いてゆきます。
■ 事例2 ■ つなげて区切って タタミスペース ■
前回はちいさなタタミスペースをリビングの一角にという話でした。
今回もリビングにつなげてというのは変わらないのですが、
ちょっとした部屋として使える タタミスペース のお話です。
太田窪の家ではインなバルコニーに面して4畳半のタタミスペースを作りました。
これは、リビングの延長として普段は使い、
来客時はプリーツスクリーンで仕切って個室化できるようにしています。
スノコ状のインナーバルコニーの向こうに 離れ の様なタタミスペース。
年数回あるかないかの機会のための 和室 ではなく、
普段も使える タタミスペース です。
四畳半のスペースに押入れを作ると、寝る時にとても狭くなるので、
吊押入 にすることで布団を敷いた時のスペースを
少しでも広く確保しようという意図です。
天井はリビングと同じ染色したラワンベニヤの目透貼りですが、
割りを変えて低く抑えてちょっと和風に。

撮影:新 良太
吊押入 の下は床の間とは言わないけれども、
ちょっと花を活けたりしても映えるように小窓(換気窓兼)と間接照明をいれています。
入り口上の幕板のうらにスクリーンがついています。
区切りたいときには視界を遮る程度ですが、個室として仕切れます。
限られた床面積の中でいろいろな部屋を区切って押し込んでゆくと
機能は満たすのですが、
非常にせせこましい空間になってしまいがちです。
そこで、使用頻度と用途が許すのであれば、
つなげて区切って 兼用して使える空間として タタミスペース を利用すると、
来客時には部屋として使うことができ、
そこで寝転がれるという畳の良さが発揮されるちょっといい空間がつくれます。
− 最新イベント情報 −
2月28日(土)住まいの「なかみ」構造見学会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。 無垢の柱や梁などの構造材、Baubioとセルロースファイバーの断熱材、通気の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見ることができるいい機会ですので、是非ご参加ください。 会場:杉並区荻窪 「スロープ玄関の小さな木の家」 ...





