特注高透過ガラス鏡と照明効果を最大限にするアイデアデザインリノベーション

高野です。日々の設計活動の様子をアップしています。
今日は名古屋で打ち合わせを行いました。

名古屋のリノベーションは同じ方からの3度目のオファーで、別荘、クリニックに続き、70m2程のマンションを一人暮らし用に改装するというプロジェクトです。設計に関わるのは、インテリアの専門家、照明デザイナー、施工の監督さん、高野はプラン・ディテール担当として参加しています。設計の段階で施工者が決まっているのは珍しいケースですが、設計の施工性にその場で意見をもらい解決することができるので、特殊な要件の多い計画では特に心強い存在です。

このプロジェクトには鏡の壁に囲まれた部屋があるのですが、今日はその部屋の鏡に使用するガラスと照明器具について打ち合わせを行いました。

今日まで候補に残っているのは、高透過ガラスを使用した鏡、ルイヴィトンのショールームで特注したというガラスを使用した鏡、施主がフランスでつくらせた鏡です。フランスは日本に比べてガラスに含まれる亜鉛の含有量が多いので、カット面が虹色に輝くことを期待してつくりました。圧倒的に虹色が強いようなら採用の可能性もあったのですが、日本で作った高透過ガラスの輝きとそれほど差異がなく、メンテナンス性を考慮して今回は不採用となりました。写真はヴィトンガラス。照明を当てて感じを見ているところです。

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続いて高透過ガラス。幻想的な奥行きが出て一同感嘆の声。IMG_1247

この部屋は鏡壁の他、乳白のアクリルを天井全面に吊り、その奥から照明を当てて面発光させるという特殊な照明計画で、 綺麗に発光させる為に照明デザイナーの知識がプロジェクトを引っ張ります。IMG_1240

照明の色について、LEDはカタログ上の色温度が同じでも機具によってかなり色が違う事が伝えられました。Panasonic製をスペックしていたのですが、実際の色を見比べた所、やはりもう一社の照明がイメージに合うということでそちらに決定。鏡は照明色との相性を確認しながら、日本で制作した高透過ガラスを使用した鏡に決まりました。

IMG_1261上の写真は今の設計だと発光面に金物の影が出てしまう問題を照明デザイナーが見つけた所です。濃い影の部分は納まり上隠れるのですが、両サイドの少し影になっている部分が隠せません。ここは高野がアイデアを出して解決。連携プレーですね。

下の写真はインンテリアのデザイナーから提案された素材達です。某インテリア雑誌の編集長でもあって、圧倒的な引き出しの多さに驚かされます。この他家具デザインの概略を承認頂いて打ち合わせ終了。かれこれ半年続いている実施設計も完了が見えてきました。IMG_1230

帰り道、高野が手掛けている他のプロジェクトでも照明の計画を見て欲しいとオファーしてどんな計画か話し込み、今日の設計業務は完了です。

明日は豪雨ということで、事務所でゆっくり仕事を進める事になりそうです。

高野洋平
高野洋平建築設計事務所

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