デッキテラスやバルコニーの床木材オーストラリア桧イペウリン人工木材

デッキテラスやバルコニーの床に木材を使いたい時何を選びますか?
私自身,振り返ると時代とともに選択肢が変化してきました。
その時代のBESTを考えた上で変化するマイブームの様なものです

建築の仕事を始めた頃は,桧が最適な様に言われていましたが,和っぽい印象なのであまり馴染めなかったのですが,その後モダンな空間でも使える木材が色々輸入される様になり,積極的に木製デッキを考える様になりました。

イペーやウリンといった南洋材は今も多くの会社が扱っているデッキ材の定番と言ってよいものです。木材用の丸鋸ではあっと言う間に歯がダメになってしまうほど硬く,材料そのものの耐久性が高い為に公園や公共広場などの設計で使い始め,住宅でもずいぶん使用しました。ただあっという間に材料の色が飛んでしまうので,材そのものの耐久性はあるのに色を維持する為に保護材を定期的に塗る必要があるのがデメリットでした。

その後流通する様になったオーストラリア桧は材そのものの油分が多く,保護塗料も何も塗らず素地のまま使用でき,南洋材よりも安価な事から数年前までこの材をイチオシで使用していました。
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ところが5年ほど前からは人工木のデッキ材の使用率が一番高くなりました。私は何かを模したフェイク的工業材は使用しない事にしているのですが,人工木については独自の質感を持った材料だと評価しています。
メンテナンスに関して圧倒的に有利なのと,ルーバーも作られている為に天然木にこだわらなくて良い場合,活躍できる材だと思います。
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小林真人
株)小林真人建築アトリエ

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オープンハウス(完成見学会)2/29 東久留米の ‘yin-yang’ house @七島幸之+佐野友美

この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った「東久留米の 'yin-yang' house」が完成致します。 お施主様のご厚意によりオープンハウス(完成見学会)を行わせて頂く運びとなりました。 高台にある、落ち着いた雰囲気の分譲住宅地、その行止りに位置する旗竿敷地。 敷地の地盤面がアプローチの道路から更に2.3M程高く、道路レベルから敷地内の様子は窺えない。 コンクリート・木・金属の素材感 光を吸収する面、バウンドし、砕く面 明暗のコントラスト、光と影の図形 ...