デッキテラスやバルコニーの床木材オーストラリア桧イペウリン人工木材

デッキテラスやバルコニーの床に木材を使いたい時何を選びますか?
私自身,振り返ると時代とともに選択肢が変化してきました。
その時代のBESTを考えた上で変化するマイブームの様なものです

建築の仕事を始めた頃は,桧が最適な様に言われていましたが,和っぽい印象なのであまり馴染めなかったのですが,その後モダンな空間でも使える木材が色々輸入される様になり,積極的に木製デッキを考える様になりました。

イペーやウリンといった南洋材は今も多くの会社が扱っているデッキ材の定番と言ってよいものです。木材用の丸鋸ではあっと言う間に歯がダメになってしまうほど硬く,材料そのものの耐久性が高い為に公園や公共広場などの設計で使い始め,住宅でもずいぶん使用しました。ただあっという間に材料の色が飛んでしまうので,材そのものの耐久性はあるのに色を維持する為に保護材を定期的に塗る必要があるのがデメリットでした。

その後流通する様になったオーストラリア桧は材そのものの油分が多く,保護塗料も何も塗らず素地のまま使用でき,南洋材よりも安価な事から数年前までこの材をイチオシで使用していました。
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ところが5年ほど前からは人工木のデッキ材の使用率が一番高くなりました。私は何かを模したフェイク的工業材は使用しない事にしているのですが,人工木については独自の質感を持った材料だと評価しています。
メンテナンスに関して圧倒的に有利なのと,ルーバーも作られている為に天然木にこだわらなくて良い場合,活躍できる材だと思います。
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小林真人
株)小林真人建築アトリエ

著者情報

小林 真人小林 真人

小林 真人 こばやし まひと

株式会社 小林真人建築アトリエ

『バランス感』と『素材感』を大切にした建築を心がけています。 全体とディテール、都市との関係、実用と芸術・・・ シチュエーションに応じて取るべきバランス点を見極めたいという思いです。

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この度、設計事務所アーキプレイス(石井正博+近藤民子)で設計監理しました『明大前の賃貸併用二世帯住宅』が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 敷地の高低差を利用して、道路に面した半地下の賃貸住戸を作り、その上に2層の木造をのせ、地下1階地上2階建ての準耐火構造の共同住宅+長屋として計画。建ぺい率や高さ制限をクリアさせ、緩和(天空率,地下緩和)も使って最大限の容積を確保しました。オーナー住戸は、外部空間との繋がりをもたせながら、南東側の広がり...