好きになるオーダーキッチンテーブルを使い易くする-ヤマシタプランニングオフィス

建築家31会は、来たる5月13日(日)14:30〜、下記のテーマで設計者本人と材料納入会社様とのトークショーを行います。

オーダーキッチン

家づくりを考えるとき、家での生活を想像してみましょう!きっと、そこには素敵な家具の存在があるはずです。

今の世の中、家で高額な家具を購入して生活する人は減ってきているかも知れません。特にオーダーキッチンなんて贅沢なのかも知れません。

それでもやはり、生活や家族は、1つとして同じなことはありませんから、ぜひ、小さなものからでもキッチンをオーダーしてみてもらいたいと思います。

きっと、幸せになるから????

益子に建てた大きな平屋に7人、4世代が住むお家です。メインキッチンと、サブキッチンをヤマシタプランニングオフィスの市野さんに協力してもらい作りました

メインキッチンのコンセプトは、色んな年代の家族それぞれが使いやすく、好きになれるキッチンをつくることでした。

サブキッチンのコンセプトは、若世帯のミニキッチンなので、ちょっと可愛くキッチンに見えない感じを保つことでした。

キッチンをシステムキッチンを使わないで作るときは、色々なやり方があります。今回は、基本的には変わった形にはしないけど、素材やディテールを楽しみにしたいので、キッチンだけを作ってくれるメーカーではなく、キッチンのアイデアを豊富に持つヤマシタプランニングオフィスさんとコラボーレーションして、お互いにアイデア出しながら作ってみました。

具体的に最初にヒントになったのは?

まずは、天板をどうするか?

ステンレスだとつまらないし、家族一同の中心としては冷たい印象かな?と思いました。思い出されたのは、コーリアンなどの人工大理石。心配なのは、白とかだと汚れも目立ってきそう…。などと考えながサンプルのカットを眺めていたら、偶然たのしい思いつきが思い起こされました。こうして、このキッチンの製作はスタートしました!

ダイニングテーブル

有名建築家のヴィンテージマンションの一室。

イギリスで出会った音楽家のご夫婦は、このメゾネット構成の部屋を気に入り、少しずつリフォームを重ねています。

素敵なキャビネット付のテーブルを、とても印象的で気に入られていたのですが、困りごとがありました。

お話しをお聞きすると、テーブルが黒の艶々のペンキ塗りで素敵だが、物を置いたりすると張り付いて跡がすぐにできてしまう・・・・。

テーブルの素材・・・さて、どうしたものか?

テーブルの天板といえば、一般的なのは木材です。でも、この当時のモダンなデザインのこの部屋にはしっくりこない!

ご夫妻から最初に希望があったのは、ガラスをのっけては?というアイデアだったのです。しかしこれですと、今ある傷がガラス越しに気になりそうでした。

そこで、ガラスの裏面に塗装することも考えたのですが、子供が割ってしまいそうで心配になりました。ただ、「カラフルな色が使えるのは、リフレッシュしてよいですねー!」となり、そこで、キッチンの天板に使うコーリアン(人工大理石)のカラフルな物を提案すると、喜んでいただきました。「これでいきましょう!」と♪

しかし実現するのは単純そうに見えて難しい・・・。この既存の形に合わせて作って持ってくること。

出来上がりを見たら、いたって単純で簡単そうなのですが、キレイに納めるにはなかなか難しいし、工事としては、これ一枚だけなので、手間の負担が大きくなっては困るということ。

そこで、ヤマシタプランニングオフィスの市野さんに相談しました。

コーリアンで様々な設計事務所の困難な製作をやってるのを知っておられ、以前、コーリアンのキッチンをキレイに作ってくれたので、相談しました。こうして無事に出来上がり、お客様家族の毎日の食卓の中心に今もなっています。

南部健太郎 × ヤマシタプランニングオフィス

南部健太郎
AR.K一級建築士事務所

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