和風住宅の床の間付書院応接間を在宅勤務テレワークの打合せスペースに
自宅で仕事をする
横浜の和風意匠の二世帯住宅で、床の間のある応接間は、お客様が自宅で仕事をされることが多く、来訪された方との打合せ場所としても設けられました。
お客様は月の半分を自宅で仕事をされる方です。
床の間付け書院で仕事をする
和室の応接間では椅子とテーブルで打合せが出来るように床をフローリングとして、さらに天井を2.7メートルと高くしました。
床の間に隣接する「付け書院」も、本来の使い方である「書き物をする処」として、活用できることにするとなりました。
床を掘り込んでデスクワークができる
「付け書院」は「机板で書物を読んだり書をしたためるための書斎」の役割が元来です。
ただ、伝統の様式のままだと床の上に直に座り、机板の下も床なので、椅子式に慣れた身体には使いづらいため、机板の下を掘り込んで脚が入れるようにして、椅子に座る様に読み書きが出来る様にしました。
庭を見ながら仕事をする
床を掘った部分に脚を入れて座り、障子を開放すると立派な松がある庭が眼前に広がります。庭を眺めながら仕事が出来るようになりました。
− 最新イベント情報 −
オープンハウス(完成見学会)回遊動線のあるつくばの家 3/20(祝) @石井正博+近藤民子
この度、設計事務所アーキプレイスで設計監理しました『回遊動線のあるつくばの家』(木造2階建)が竣工間近となり、建て主様のご厚意によりオープンハウスを開催させていただくことになりました。 つくば市の新旧入り交じる住宅街に建つ、3人家族のための住宅です。 リモートワークが広まり家で過ごす時間が長くなる中、ご夫婦それぞれの仕事場でもある住まいには、より快適に暮らしていけるよう、ゴロンとできる和室、本棚のあるヌック、子供と遊べる南の庭などの場所をちりばめています。 オープンハウス(完成見学会)...