インターネット住宅サイトコンペの建築家の落選蹉跌計画案
いくつか行った住宅コンペの中でも、とりわけ敷地の広かった計画がありました。こちらは、神奈川県内のお宅なのですが、お父様と息子様夫婦とお子様の3世代が一緒にお住まいになるというものでした。こちらは、ウィークエンドホームズさんというコーディネート会社が、コンペをとりまとめており、お客様へのアドバイスなども行うという進めかたでした。提案書での一次審査を通った後に、お客様との直接の面談を持つ事ができました。
建物全体のイメージとしては、大きな覆いを被せ、吹抜けを組込んだ内部空間を作るという案です。敷地の隣が線路になっているための騒音対策と電車からの視線を遮る効果を期待しました。覆いの一部を解放した隙間に開口部を設け、階段を通して内部空間に光が導かれるといった構成です。
その全体の形態から醸し出すメカっぽさ(ガンダムっぽさ?)が、男性陣には好評だったのですが、奥様にはあまり響かなかった様です。
形態の印象が強く出てしまったため、使い勝手の部分まで、なかなか伝わりきらなかったのが、大きな反省点として残りました。
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9月8日(木)11:00より、「どこでも光窓」を紹介するインスタライブを行います。 都心のような住宅密集地ではお隣の家との距離が近く、窓を付けても自然光が入りにくいというお悩みがありませんか? 自然採光装置「どこでも光窓」は、「光ダクト」と呼ばれる、内側が鏡のような筒状の部材に自然光を反射させて暗いお部屋を明るくできます。 https://hikari-duct.jp/ 今回は実際に住宅密集地で「どこでも光窓」を採用した住宅にお邪魔して、明るさのイメージをライブでお伝えし...