設計相談会で注文住宅の間取りプランでセカンドオピニオン
今週のリレーブログを担当させて頂きます、小林真人建築アトリエの小林真人です。
2か月に1度ぐらい、ある所で設計相談に応じています。
そこでは住宅メーカーや工務店あるいは他の設計者で
既に計画を進められている方たちがセカンドオピニオンを求め
進行中の図面を持って相談にいらっしゃる方がとても多いのです。
昨日もその相談をしてきましたが
朝一番のご相談は
木造2階建て,1階にご両親,2階に若夫婦,玄関共有の二世帯住宅でした
Aさん『何度かやりとりして希望が満たされた状態ですが,このまま進めてよいかプラン全般をみて頂けないでしょうか?』
私『ご両親のベッドルームですが,お布団ですか?それともベッド?』
Aさん『今まではお布団でしたが,高齢になってきたのでシングルベッドを2つ置きます』
私『どうベッドを置くか決めてらっしゃいますか?』
Aさん『・・・・』
図面の下にある窓は庭に出入りする為のテラス窓だそうなので
私『ベッドはこの様にレイアウトするしかありませんが
これだと納戸への出入りが困難ですよね』
Aさん『えーっ!!この年齢でダブルベッドにしてくれって訳にもいかないですよね・・・』
間取りやプランを検討するときに具体的な家具のレイアウト
を想定したり考えてみることはても大切なポイントです。
今回はプランそのものに問題がある事が判りましたが
スイッチや照明の適切な位置なども判ってきます。
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7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守
自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...