二世帯多世帯集まって住む家共同集合住宅設計事例の建築家説明トーク相談会

家族が集まって住む二世帯住宅

ご両親と子供家族が同居する二世帯住宅や親戚も一緒に住む多世帯住宅を建てようとしているが、

・二世帯の家の希望や条件が整わない
・どのようにして良いか判らず困っている
・誰に相談するのが良いか迷っている
・全体として費用が総額幾ら掛かるのか知りたい
・二世帯の位置が上下か左右か
・何を分けて 何を一緒にするか 知りたい
・自分達と同じような二世帯住宅を見てみたい

などのお悩みをお持ちではないでしょうか?

アパート共同住宅を建てる

または、

・賃貸アパートの建替え
・アパート併用住宅で家賃収入を考えたい
・二世帯住宅の空き部屋を貸し出したい

などのお考えもないでしょうか?

二世帯住宅・共同住宅の実例説明

建築家31会の次回の家づくり相談会では、建築家が設計した実作品を写真と模型で説明します。

実際の二世帯住宅や集合住宅が出来るまでの家族の希望を反映した間取りプラン、工務店さん選び、工事金額の決まり方、工事中の品質監理などを、実例をもとに建築家が説明解説するトークショーです。

現場の生の声を聞いていただいて、是非あなたの家づくりのヒントにしてください。直接建築家にご相談もできます。

「集まって住む家」建築家トークショー

岡部 克哉  × 清水 禎士+清水 梨保子
 
二世帯住宅、集合住宅、少し引いてみれば街にだって人は集まって住んでいて、その住まい方にはいろいろな可能性がありますよね。今回は、2組の建築家が設計した建物にどのように人々が集まって住んでいるのかをご紹介します。

石川 利治  × 鈴木 恵介
 
多世帯が集まって住む建築(多世帯住宅、集合住宅など)は戸建住宅とは違った暮らし方が求められます。集合して暮らすことによるメリットとデメリットについて専門的な立場からお話しします。

実作品と設計者に会える

建築家31会の次回の家づくり相談会では、上記トークショーの他に、二世帯住宅の実例模型と写真を展示します。

設計した建築家本人が会場に居りますので、二世帯住宅・共同住宅を建てるヒントがギッシリ詰まっています。是非ともあなたの家づくりのヒントを見つけて下さい。

次回、建築家31会 家づくりトークショー・展示・相談会は、詳細決まり次第お知らせします。

下の動画は会場の様子です。

展示作品紹介

下記は各建築家が展示する作品です。沢山の実例と設計者本人が皆様のご来場をお待ちしております。

阿川宮鳥

「堀之内の家」
父と母、息子夫婦、3人の孫の誕生を想定した2世帯住宅です。高台に位置し、全ての部屋から素晴らしい景色を望むことができます。離れには娘の陶芸工房を併設し、人が集う場所としての要素も備えています。

石井正博+近藤民子

「独立した二世帯が集う家」
二世帯住宅で各世帯がお互いのプライバシーを尊重しつつ、落ち着いて暮らせる住まいです。各世帯が程よい距離感を保って快適に暮らせて、近隣との交流も図れるように、それぞれに役割を持たせた外部スペース(交流スペース、テラス、物干しテラス)を組み込んでいます。

石川利治

「PLUS JIYUGAOKA」
自由が丘の閑静な住宅街に計画された、女性または夫婦向けの賃貸住宅です。オープンでゆとりのある間取りと豊富な収納量を確保し上質な暮らし方に応えます。各室の窓際にはガス暖炉を組み込み、炎が日々の暮らしに彩りをあたえます。
「NARIMASU PROJECT」
家族構成の変化に対応する、柔軟な間取り変更が行える集合住宅のインテリア提案です。住戸の中央に水周り・収納を集約し、その周りを取りまく様に居室を配置します。玄関からバルコニーに続く経路は土足ゾーンとし、多目的な露地空間となります。

大川宗治

「ガラス階段の家」
中央のガラス階段が、光と風の通り道。約29坪の土地に、2世帯7人家族が仲良く快適に暮らすことができる家を考えました。各階をガラス階段が繋ぎ、家族の存在を意識しつつ、程良くプライバシーも守ります。
「植物と暮らす家」
OZONEのP1グランプリ入賞作 植物が好きな4人家族のために計画しました。1階は主婦のパン屋さんと家族の集まる部屋。そこを中心に各部屋が吹抜けで一体となった家です。家中どこに居ても植物と一緒。

岡部克哉

「丘の上の2世帯住宅」
東京の郊外にある2世帯住宅です。今お住いの子世帯が将来的に親世帯となり新たな子世帯と2世帯住宅を継承していき易いよう設計した住まいです。

北島俊嗣

「横浜の和風二世帯住宅」

昭和初期に建てられた木造の瓦屋根日本家屋を、外観も内装も和風の意匠で建替えた二世帯住宅です。親世帯と子世帯を、左右に分離した間取りです。
「茅ヶ崎の集合住宅」
老朽化した賃貸木造アパートの建替えです。大家さんの住宅も併設して、集合住宅の入口と大家さんの住宅の入口を分けました。建物の永い寿命を目指して、鉄筋コンクリート造3階建ての集合住宅になりました。

河辺 近

「横浜港南台の家」
人生の後半を心地よく暮らすための家づくり。通年でストレスフリーな建物の性能を求め、省エネルギーな建物として計画し、一年を通して室温の変化が少ない全館空調を採用した。経年変化を楽しめる素材でインテリアを創り、角地で高低差のあるこの土地を、周囲の環境に配慮し計画をした。20年、30年後の建物が楽しみである。
「横浜三ツ沢の家」
敷地は道路から1Mほど低く、高低差を解消するためスキップフロアとした。内部はリビングを中心に、各部屋が室内のガラス、階段で緩やかに繋がり、家族の気配が感じられる。南に3階建てのマンションがあるため、東西に開口部を設け、採光、眺望を得ている。東にはランドマークタワーと三ツ沢公園の桜並木、西には大学のグラウドと桜並木があり、季節の移り変わりを感じられる気持ちの良い家となった。
「世田谷区岡本の家」
丘の上に建つスペインの片田舎の風景を意識した家である。3匹のダックスフンドと2世帯で暮らす住宅。中央にパティオがあり、パティオからも外階段で2階のエントランスへ向かうことができる。2階の南テラスから1階のガーデンまで犬用のスロープがある。また犬用の内部への専用ので入り口があり、犬と人が楽しく自由に暮らせる住まいを目指した。

小林真人

「m’s SANNO」
最上階の5階に中庭を持ったオーナー住宅、3階〜4階の計4戸にそれぞれオーナーのお子さんや親類が入り、2階の2戸を純粋な賃貸住戸として運用する という変則的な多世帯ビルです。

清水禎士+清水梨保子

「ツカズハナレズハウス」
私たちは周囲の建物からの視線をコントロールしやすくかつ、光を取り入れやすい中庭を採用しました。この中庭は上下階の視線を交錯させ、ゆるやかな関係の「ツカズハナレズ」の2世帯住宅となりました。
「ケヤキの前の集合住宅」
北向でかつ甲州街道という幹線道路は居住空間としては決して魅力的な要素とは言えませんが、この地域はケヤキが街並に季節感を与えながら生き生きと存在していることから、視覚的に対峙するための開口部を積極的に作りました。

鈴木恵介

「アーバンリゾートシェアハウス」
嫁と姑という血の繋がらない2人のシェアハウス。また、家族経営の会社の経営会議も行い、孫や曾孫達が頻繁に遊びに来る、日常的にみんなが集まる家。2人にとっては日常の、遊びにくる人には別荘のような、それぞれにとってのリゾート空間。そんな優雅な時間と空間をみんなでシェアするリゾートハウスです。

高橋正彦

「江ノ電が見える家」
窓からは鎌倉の海と江ノ電、長谷寺が見えるロケーション。夏は3階のデッキから花火も見えます。とにかく多くの風と光が入る空間となりました。将来は留学生を受け入れたいというクライアントの要望から、和室を用意してあります。
「おおきなガレージとらせん階段を持つ家」
ビルトインガレージ、愛犬の部屋、大きなバスルームにアイランドキッチン。住む方の夢がたくさん詰まっています。また、ハイサイドライトからの光や、東西に抜ける風の道など、自然環境も上手く取り入れることが出来ました。

田邉恵一

「野川の家」
70年前に建てられたて鉄筋コンクリート住宅の建て替えです。今回は豊かな庭空間を中心としたライフスタイルを実現でき住まいを目指しました。その為屋内外のつながりを大切にしたプランと、ディテールを工夫しています。

筒井紀博

「devetashka」
閑静な住宅街に位置する二世帯住宅。周囲からの視線を遮るように塀で囲い、内包された屋外空間に対して居室を配置している。都心にありながらも、緑豊かな屋外空間を楽しむことができる都市型住宅の提案となっている。

七島幸之+佐野友美

「南烏山の二世帯住宅」
間口6m×奥行22mの敷地に建つ、完全独立型の二世帯住宅・重層長屋。1階親世帯は、将来賃貸住宅として活用できる設え。2階子世帯は、近い将来南側隣地にマンション等が建っても快適な住環境を保てるよう、リビング吹抜けにテラスを吊って、一日中陽光が降り注いでくる設えとした。

古川達也

「図書館のある家」
「趣味で集まって住む家」です。大らかな河川敷に面する自然豊かな環境。約9600冊の書籍を所有するご夫妻の住まい。建物の半分は住宅、もう半分は私設図書館です。書棚空間は地域に開かれ、本好きの来客をいつでもお迎え出来ます。本会(第6回)にご来場頂きましたお客様のご依頼で設計しました。
「洗たく屋さんの家」
「仕事で集まって住む家」です。家族が営むクリーニング店併設の住宅。1階は店舗と寝室。2階は家族のスペースです。お手伝い頂く店舗の従業員・ご家族・お客様が、互いに心地よく過ごせる間取りの工夫。家族の変化や店舗営業の進化など、将来の変化に対応する自由度と遊び心が特徴です。
「山見の家」
「仲間で集まって住む家」です。緑豊かな環境を活かした住宅。1階はガレージと連続した多目的な個室。2階は家族の共有スペースです。屋内全体は可動型の家具を自由に扱える空間で、あたかもキャンプ場のような大らかさ。仲間や来客を楽しくお迎え出来ます。

前田敦

「スロープの家・卍」(愛犬家住宅)
愛犬達が家中を立体的に走り回れるように 中庭を囲むように配置した卍型のスキップフロアで構成された4つの ブロックをスロープで連続させて立体的なドッグランを創出しています。
「スロープの家 SPAIRAL COURT」(愛犬家住宅)
愛犬達が家中を立体的に走り回れるように中庭を挟んで配置したスキップフロアで構成された2つのブロックをスロープで螺旋状に結びつけています。

余田正徳

「世帯を繋ぐ屋上のある上下分離型」
1階は親世帯、2・3階は子世帯というフロア分けした計画の中で、玄関を分けずに設け世帯を繋ぐ空間として計画しています。玄関は一つですが表札やポストは各世帯毎に設け、一つの壁にまとめて設けています。屋上は各世帯が触れ合う重要な場所で近隣公園の桜の樹を眺めることも可能です。

 

建築家31会は、全国で活動する建築家31人が集まり、それぞれ3つの住宅などの写真や模型を展示する家づくり相談会です。当日は会場内に建築家本人も会場におりますので、建築家との家づくりに興味のある方、設計事例を見てみたい方、建築家と話してみたい方など、どうぞお気軽にお越しください。

著者情報

北島 俊嗣北島 俊嗣

北島 俊嗣 きたじま としつぐ

株式会社北島建築設計事務所

お客様の貴重な財産である土地や建物を第一に守り、 より美しくデザイン性の高い豊かな建築環境を実現しています。

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「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...