畳タタミ床の洗濯物取込み書斎家族の本棚ごろ寝の出来る小空間スペース
畳をテーマに第三回目のリレーブログです。
■ 事例3 ■ 床だとちょっとね ■
前回からけっこうポイントになっている、
畳だと直接寝たり座ったりできるけど・・・という意見が
そのまま取り入れられている事例があります。
一つ目
撮影:新 良太
リビングの一角に畳の床・・・。
全体を見ると
撮影:新 良太
こんな感じです。
正面の掃き出し窓の外はバルコニーで、
そこで干した洗濯ものや布団を置くのに床はちょっとね・・・
という話のなかから出てきたタタミスペース。
ちょっと寝たいときにもいいよねということで
その名も ごろりスペース と呼ばれています。
確かに、洗濯物取り込んでたたんだりするのに
たとう紙 に取り込んでそこでというのもありですが、
畳なら許せるというのは判ります。
夜はここでお酒を・・・(またですか)
事例2
自宅でも仕事をするというご主人のための書斎兼家族の本棚。
掘り座卓になっていて、仕事に疲れたらごろっとできる畳が希望でした。
床だと硬いんだよね、ごろっとしたいんだよ・・・。
もう畳しかないでしょ!
撮影:新 良太
こんな感じになりました。
で、このタタミ敷の書斎はどこにあるかというと、
こんな感じになっています。
リビングに面してちょっとだけ畳の空間が見えていて、
左手の白い壁の裏側が本棚になっています。
まわり込むと書斎といった構成です。
正面から見るとこんな感じで、一見畳敷の踏込床といった感じでしょうか。
家族の雰囲気が感じられるところに、隠れた書斎がほしいという要望を
こういった畳の使い方で叶えた例です。
ちなみに、サーモンピンクの左官壁の中は水廻りです。
床だとちょっと・・・ という希望をかなえるのに一番良かったのが、
畳 という素材感でした。
柔らかくてきもちよくて、
たっても座っても寝てもいい床材ってなかなか無いですよね。
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