細長変形地の二世帯コートハウスの基本設計が完了 @石井正博+近藤民子

昨年(2016)の5月、建築家31会の家づくり展でお会いし、一緒に家づくりを進めてきた『細長変形地の二世帯コートハウス』(木造3階建・耐震構法SE構法)の基本設計が完了しました。

三方向を囲まれた細長変形敷地での計画のため、初期段階より近隣の建物を入れた敷地模型を作って検討。南西側に空いている空間を生かすように、テラス(1階)とデッキテラス(2階)の外部空間を設けています。

1階世帯はコートハウスで、木製格子で囲んだテラスと段差なく繋がります。

2・3階世帯は、ダイニングキッチンとリビングが階段を挟み緩やかに繋がります。

二世帯住宅(長屋形式)であること、変形の狭小敷地で法的規制が厳しいこと、資金計画を並行して進める必要があったことなどから、通常より時間がかかりました。これから見積りや工事に向けて、より細かい部分の設計(実施設計)に入ります。

>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 細長変形地の二世帯コートハウス

>>設計事務所アーキプレイスのブログ

>>Archiplace WEB

>>Archiplace facebook

著者情報

石井 正博 + 近藤 民子石井 正博 + 近藤 民子

石井 正博 + 近藤 民子 いしいまさひろ こんどうたみこ

設計事務所アーキプレイス

「敷地とライフスタイルを活かした家づくり」をテーマに、暮らしやすさ(温熱環境・家事動線・収納計画など)、デザイン、コストのバランスのとれた質の高い家づくりを建て主の方と一緒にめざします。

− 最新イベント情報 −

7/26(土)自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会のお知らせ @小泉拓也+栗原守

自然素材の木の家「江戸Styleの家」見学会・相談会を7月26日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。無垢の木や珪藻土などの自然素材でできた約27坪の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいです。約20年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。 住宅展示場の大手ハウスメーカーのモデルハウスとは全く違う空気が流れる木の家の中でゆったりと流れる時間を体感してみませんか...