玄関に広い土間を設けて便利に利用する家の使い方
玄関を広い土間にすると様々な使い途があるようです。
- 室内に入るまでもないけど立ち話ができる玄関
- 外で使った道具を収納しないで置き放しにできる玄関
- 自転車を室内に入れておける玄関
何も無いけど家族にとってとても便利な場所になっています。
展示相談会では、そのような住まいの設計実例の写真と模型をご用意して、設計者本人が広い土間の玄関が出来た経緯と効果をご説明致します。
コミュニケーションを生む玄関土間がある「丘の上の平屋」(南部健太郎)
久里浜の富士山を望む丘の上に、設計者の友人のお母様の家です。お 母様には高齢の友人も増えてきたことから、ご近所の友人にも気軽によっていただきたいので、段差をなくした広い土間の玄関を設けました。 玄関に仕切り壁はありません。
外側には軒下に小さな腰掛もあります。 玄関を開放的にしたことで、 自然とご近所の友人とのコミュニケーションも増えたようです。
土間状玄関の家「K-HOUSE」(石川利治)
旧東海道の街道沿いに位置する商家が軒を連ねた街割りの名残を感じさせる奥 行の深い敷地に計画する住宅です。土間状の玄関は上部吹抜けの高窓からの陽 光がふり注ぐ明るい光庭として2階リビングに広がりをあたえます。
庭に通り抜けのできる土間玄関「2つの箱の家」(滝川淳+標由理)
墨モルタルで仕上げた広い土間空間のある玄関スペース。一方が玄関扉になっていて、一方は庭へとつながっています。下足のまま玄関を通り抜けて庭にも出られ、庭から玄関ホールに面したリビングへと入る事も出来ます。
広い玄関土間は季節の飾りスペースや、雨の日のちょっとした日曜大工の空間にも使える多機能なオープンスペースです。
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「江戸Styleの家」オープンハウスのお知らせ 2024 年11月30日(土) @小泉拓也+栗原守
「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...