古家木造賃貸アパートを戸建て住宅に改修リノベーション
最近増えています戸建てのリノベーションを。
わたしどもの設計事務所でも、
ここ数年、その需要が増えてきてまして半分ぐらいはリノベーションになってきました。
その中でも、マンションではなく
いわゆる 「戸建てリノベ」もだいぶ目立ってきてまして、昨年も数件たずさわらせていただきました。
こちらの写真。
そんな中でも、ちょっとかわった物件です。
戦前に建てられたらしい・・・?賃貸アパートを建て替えができない敷地のために、
リノベして、家にしてしまおうと。
こちらは、2階のLDKですが
東京の住宅に囲まれた、いわゆる旗竿敷地のために薄暗かった部屋へ
トップライトや天井高さなど、工夫をこらし、明るさ&風通しをもたらしました。
そして、なんといっても変わっているのは・・・
もともと、「木造賃貸アパート」だということです!!
こちらは、完成後
↓
着工前
↓
このような場合
細い通路でしか道に面していないために、建て替えが法規的に不可能なんです!
ということで、
住宅へ、リフォームすることで対応するほか利用が困難になってしまっています。
ということで、
このような場合、
まずは、とにかく現状の把握を施行会社の協力の下行なうのが大切です。
↑
レーダーで、ゆがみを見てみたり、
床下や、天井裏の状態を目視していきます。
そして、現状の図面をまずは作成していきます。
そうして
図面上である程度、予算やプランを検討していき、
できれば先に解体してしまい、構造体を見たいものです。
本工事にいきなり入ると、
慌てる事態が起きても、時間との戦いやプランの急な変更をしないといけない状況になりかねません。
そして、
お客様も、空間の感じがつかめるので、安心感がでますね。
素敵な天井裏の空間がでてきました!
− 最新イベント情報 −
「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」(長期優良住宅)完成現場見学会のお知らせ 4/27(日) @小泉拓也+栗原守
調布市で工事中の「武蔵野の雑木林を借景にする木の家&エコハウス」は木造2階建て軸組工法、延べ床面積約30坪、長期優良住宅認定の住まいです。太陽熱を利用して200㍑のお湯をつくりお風呂、キッチン、洗面のお湯に利用するエコロジーな住まいになっています。 無垢のクリと杉のフローリング、左官の薩摩霧島壁、沖縄の月桃紙、天井のくりこま杉など自然素材でできた温かく気持ちのよい空間の雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 家づくりを計画中の方のご参加をお待ちしています。 ...