テレワーク対応のリノベーション@前田敦
コロナ禍での生活環境や職場環境に変化がみられるときですが、特にテレワークという新しい考え方が一般化してきました。
一言で言うと、自宅に職場環境が入り込んでくるわけです。
リビングをリノベーションしてワークスペースをつくる
リビングで仕事、ダイニングで仕事というケースもありますが、テレワークが定着すると一時的なことではないので、やはり専用のスペースが必要になります。
そして、生活と仕事という気持ちのリセットという点でも望ましい姿だと思います。
我が家では中古マンションを購入して、SOHOとしてリノベをしましたので、まさにテレワーク環境をすでに準備しておりました。
リノベーション前(リビング)
リノベーション後(リビング)
リビングをくつろぎスペースとワークスペースに分け、バーチカルブラインド(縦型ブラインド)で可動間仕切りとしました。
※バーチカルブラインドの隙間にワークスペースが見えます。
バーチカルブラインドは、フルオープンにすることもできますし、完全に視界を遮断することもできます。
さらには、区切ったような区切っていないかのような曖昧な区切り方も可能になります。
この曖昧な間仕切りがとても便利なように感じます。
音の問題は電話やリモート会議中はTVやオーディオの音量を下げたりして調整しています。
※バーチカルブラインド(縦型ブラインド)とは → ニチベイののサイト
客間をリノベーションして土間をつくる
ネットで繋がっていれば仕事の対応できる場合が多いようですが、職種によってはそれだけでは対応できない場合もあります。
例えば設計事務所ですと、建材のサンプルや模型等のようにリアルに確認しないと対応できないケースもあります。
そこで我が家では、玄関とそこに隣接する客間を一つの土間空間として、エントランス兼ミーティングスペースを用意しました。
リノベーション前(客間)
リノベーション後(土間のミーティングルーム)
この土間はエントランスでもあり、ミーティングスペースでもあるので、
帰宅時にはこの空間でアルコールやミスト消毒を行います。
また、ミーティング後の片付けの際には、部屋全体と自分達をミスト消毒します。
大きな扉で執務空間と接客空間を完全に分離していますので衛生管理も容易に行えます。
こうすることで経済活動をより安全に行えるように配慮しています。
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「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...