竣工後の住まいを訪問 竣工から5年以上経過した住まいを訪ねました。@伊藤明良
今回ブログを担当させて頂く伊藤明良一級建築士事務所です。2021年本年もよろしくお願いいたします。
今回は弊社が設計担当した住まいを竣工後に訪問したお話です。
弊社では、一般住宅の場合は竣工後1年を目安に1年点検を行っておりますが、今回は竣工から5年以上経過した住まいを訪れて、暮らしの様子を伺いながらお施主様に直接ヒアリングさせて頂きました。お施主様のご理解とご協力により撮影もさせて頂きました。お施主様とは普段から食事など定期的に交流させて頂いていることもあり、これまでの暮らしの様子や変化を割と身近に体感していましたが、改めてヒアリングと撮影という貴重な記録を取ることができました。
設計者には新築時の竣工写真も魅力的ですが、お引渡し後の実際の『暮らし』をうかがい知ることもたいへん大切であり、それを機会としてお施主様との普段からの交流も大切にしたいです。(※今回訪問させて頂いたお住まいの概要については前回ブログをご参照くださいませ。)
設計期間に比べれば、実際に住んで生活する時間ははるかに長く濃密なものです。実際の暮らしと設計との距離感をより近いものにできるよう、このような訪問の機会を大切にしております。
2階リビング
2階リビング
風致地区に立地する住まいの周囲は、5年以上経過して随分と緑が育ちました。
− 最新イベント情報 −
「江戸Styleの家」オープンハウスのお知らせ 2024 年11月30日(土) @小泉拓也+栗原守
「江戸Styleの家」オープンハウスを11月30日(土)に開催します。2005年7月に竣工した自邸兼モデルハウスです。約19年が経過していますので、無垢の木などの自然素材が時間の経過とともに美しく変化(経年美化)している様子を確認することもできます。自然素材の小振りな住まい、あたたかく気持ちのよい和モダンな住まいの雰囲気をご自身の目と心で体感してください。 *「江戸Styleの家」はエコの取り組みでグッドデザイン賞を受賞しました。 *2021年12月「渡辺篤史の建物探訪」、「突撃!隣...