玄関・外構手すりについて @栗原守+小泉拓也

今週のリレーブログを担当します「一級建築士事務所 光設計」の小泉拓也です。

「呼吸する住まい」をご提案、お手伝いしています。今週のリレーブログでは

玄関・外構手すりについて書いてみたいと思います。よろしくお願いします。

日本の玄関では靴のまま入る土間部分から靴を脱いでホールへ上がる際に段差を設ける場合がほとんどです。敷地が道路面より高い場合には玄関ドアに行くまでに階段やスロープを計画するので、足腰に負担のかからないように補助手すりがあると安心です。玄関に作り付けのベンチ収納をつくり、立ち上がりの補助に大工さんオリジナルのタテ手すりを取り付けました。靴の履きかえの時など屈んだ状態から急に立ち上がろうとして腰に負担がかかるのを軽減してくれます。式台のある玄関には手すりがあると安心です。移動用と上り下りをサポートする手すりを大工さんのオリジナルで取り付けています。道路から玄関へのアプローチに屋外用の手すりを取り付けました。デッキテラスの床面高さは庭の高さと高低差があり手すりがないと危険です。デッキ材と同じものでつくり、物干し金物をつけています。手すりを利用して布団を干すことも可能です。

光設計/栗原守+小泉拓也

著者情報

栗原 守 + 小泉 拓也栗原 守 + 小泉 拓也

栗原 守 + 小泉 拓也 くりはらまもる こいずみたくや

一級建築士事務所 光設計

「呼吸する住まい」をテーマに自然素材と自然エネルギーを有効に利用するエコロジーな住まいを建築主さんと2人3脚で設計しています。

− 最新イベント情報 −

内覧会のお知らせ@七島幸之+佐野友美【久我山のSunny platform house】

この度、アトリエハコ(@七島幸之+佐野友美)で設計監理を行った住宅が完成に近づき、 お施主様のご厚意により完成見学会を行わせて頂く運びとなりました。     【久我山のSunny platform house】 落ち着いた低層住宅地の私道突き当たりの敷地に建つ、ダンス教室併設の戸建住宅。 最大容積確保、2台分の駐車場、家族と教室生徒のアプローチ、内部の借景及び近隣家屋とのバッファーとしての庭空間… 限ら...